盗撮目的でカメラを向けることを規制―― 滋賀の条例改正案に「”盗撮目的”の判断はどうやって?」などの声 | ニコニコニュース

(滋賀県警のサイトより)
ねとらぼ

 滋賀県警は、11年ぶりに改正される迷惑行為等防止条例案について意見を公募しています。しかし、一部の改正案が物議を醸しているようです。

【条例改正のポイント(滋賀県警のサイトより)】

 この迷惑行為等防止条例の改正案には、盗撮行為の規制場所拡充や盗撮行為で映像を記録した場合の罰則強化、つきまとい行為の禁止規定新設などに加え、”盗撮目的で写真機等を「人に向ける行為」「設置する行為」の規制対象化”が盛り込まれていますが、この”(盗撮目的で)写真機を人に向ける”ことが規制対象になることに関し、さまざまな意見があがっています。

 規制対象化は、盗撮目的でカメラを設置する行為そのものや、設置されていたカメラで下着姿などの映像が撮影されていなかった場合に、これまでの条例では「盗撮」として規制できなかったことを踏まえて改正案が出されたもの。しかし、Twitterでは「“盗撮目的”をどうやって判断するのか」「うかつにカメラを持ち歩けない」「滋賀県に近づけなくなる」などの批判的な意見も。

 Twitterには現在世界的に話題になっている「ポケモンGO」がプレイできなくなるのでは? と危惧する声も多数上がっている様子。この改正案への意見は7月20日まで郵便・FAX・メールなどで受け付けています。