一階部分が倒壊した自宅の前に立つ西村洋介さん。一緒に寝ていた祖父の正敏さん、祖母の美知子さんが亡くなったが、自身は左奥の隙間からはい出て無事だった=熊本県益城町で2016年7月11日、須賀川理撮影
毎日新聞

 4月16日未明、熊本県益城町平田地区の自宅は熊本地震の本震の激しい揺れに襲われ、瞬く間にごう音をたてて崩れた。西村洋介さん(38)が同居していた祖父母が下敷きになって命を奪われた。洋介さんは、「そろそろ前を向こうと思って。おばあちゃんが大事に世話をして育ててきた林を守らないと」と言葉に力を込める。

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