日本代表MF香川真司が所属するドルトムントが、ストークに所属するスイス代表MFジェルダン・シャキリへ関心を示している。15日付のイギリス紙『デイリースター』などが報じた。
同紙によると、ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンやアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンらがクラブを去ったドルトムントは、中盤の補強を画策している模様。中でもユーロ2016でスイス代表をけん引し、決勝トーナメント1回戦のポーランド代表戦では鮮烈なオーバーヘッドシュートを決めたシャキリに関心を示し、今後アプローチをかける可能性があるという。
シャキリは昨夏、ストーク史上最高額となる移籍金1200万ポンド(約16億5000万円)で同クラブに加入した。ドルトムントからの関心を受けてストークは、十分な売却利益が得られる場合にシャキリ放出を検討する姿勢を示しているという。
この報道に対して、イギリス誌『FourFourTwo』はシャキリのメッセージを掲載。同誌によるとシャキリは、「誰も僕に接触してきてない。だからドルトムントについて話すのはナンセンスだよ。現段階でブンデスリーガへ移籍することは論外だ。僕は7月24日にストークでトレーニングを再開するし、プレミアリーグで再びプレーすることを本当に楽しみにしているよ」とコメント。移籍に対して消極的な考えを持っていることを示した。
現在24歳のシャキリは、かつてバイエルンに在籍しており、ドイツでのプレー経験がある。昨シーズンはストークでリーグ戦27試合に出場し3ゴールを記録した。