ARでも、VRでもなく。
MRです。マイクロソフトのHoloLensというヘッドマウントディスプレイ製品があるのですが、これはゴーグルが半透明になっているのが特徴で、視界を確保しつつ3Dホログラムを現実の視界上に表示させられます。このことからARでもVRでもなく、MR(Mixed Reality)という表現を用いているんです。
そんなHoloLensを使って、ポケモンバトルを現実に再現しようと頑張っている人たちが世界にはいます。
映像はYouTubeチャンネルGeneralkiddがアップロードしたもの。
感心すべき点は、現実の視界上にポケモンを表示させているのと、音声認識にて攻撃を指示できるんです。バトルという体裁にはまだまだ遠いものの、この技術が成熟すれば「ピカチュウ、10万ボルトだ!」が完コピできるやもしれません。なんとも、ロマンみがある事態です。
Laughing Squidによると、製作チームは「Pokemon GO」のバトルシステムに失望し触発されたとのことで、まぁ気持ちはわかります、わかりますよ。しかし、かがくのちからが…まだそこまできては……ッ!
同じことを考えている人は他にもいるそうで、こちらはゲーム開発者のKennyWdevさんが開発した「MRポケモン体験」の動画です。
やはりこの方向でいくと、ゲームをやるにはVRよりも現実×ホログラムのMRのほうがやりやすいのかもしれませんね。現実にある感は大事。
source: YouTube1, 2 via Laughing Squid
(ヤマダユウス型)