ピエロの怖さはシャレにならないって!
スティーブン・キングの小説を原作とする1990年のホラー映画「IT」。2017年にリメイク版「IT」の公開が決定しており、この度、悪者ピエロ、ペニーワイズの画像が初公開されました。
こちらは、geektyrantが取り上げた、Entertainment Weeklyの画像。こちらは公式のものです。
ご覧の通り、ティム・カリーが演じたペニーワイズより、洗練された印象がありますね。
もともと「IT」のペニーワイズは、ピエロの格好をした実在の殺人鬼ジョン・ゲイシーがモデルとなっています。しかし、今回発表された新たなペニーワイズは、イケメン俳優のビル・スカルスガルドが演じるとあって、美女を次々と手にかけた、美男子天才猟奇殺人鬼のテッド・バンディのような雰囲気も感じられますね。
そんな研ぎ澄まされた狂気を感じさせるペニーワイズを演じるスカルスガルドですが、Entertaiment Weeklyのインタビューでリメイク版「IT」のペニーワイズについて語っています。
ペニーワイズはいっちゃってるキャラクターだよ。ソシオパス(社会病質者)を超えてる。なにせ人間でもピエロでもないんだから。僕は「それ(IT)」が生み出したものの1つを演じるだけさ。大切なのは、新しくて、オリジナルなものを作るということ。ヘンテコでギラギラした作品を作るのだけはやめようと思っているよ。
そしてインタビューの内容は、多くの人々をピエロ恐怖症にした伝説のティム・カリーのパフォーマンスに移ります。
ティム・カリーの演技は本当に素晴らしかった。でも、僕にとって大切なのは彼とは異なる演技をすることなんだ。考えてもみてくれよ、ティム・カリーの演技ができるのは、唯一、ティム・カリーだけなんだから。
本作のメガホンを握るのは、ホラー映画「Mama」のアンディ・ムスキエティ監督。現代にふさわしくスタイリッシュになったペニーワイズが登場するリメイク版「IT」は、80年代を舞台とした少年視点の前半と、その30年後を舞台にした大人視点の後半の2部構成になります。
リメイク版「IT」は2017年9月8日に公開予定。
image by Entertaiment Weekly via io9
source: Entertaiment Weekly via geektyrant
(中川真知子)