1:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 01:115 ID:VPae0HIm0.net
中川「それにしても、凄い人気ですね」
麗子「パトロールに行ったらみんなやっていたわよ」
両津「日本人はミーハーだからな。周りに流されやすい」
麗子「じゃあ両ちゃんはやらないの?ポケモンGO」
両津「やってるよ。ほら」
中川「す、凄い!レアポケモンばかりだ!」
麗子「圭ちゃん分かるの?」
中川「ええ、アメリカで先行配信されたとき、ちょうど仕事でアメリカにいたのでプレイしたんです。少しは覚えましたよ」
両津「ワシは昨日のリリース開始から寝ないで歩きまくったからな。レアポケモンも中川より多いだろ」
麗子「それで昨日パトロールから帰ってこなかったのね」
2:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 01:124 ID:AxUrGYToa.net
ありそう
6:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 01:154 ID:DMsKMlccp.net
これは部長から孫のポケモンゴーを頼まれるパターン
7:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 01:162 ID:VPae0HIm0.net
麗子「そんなに歩き回らないといけないの?」
中川「ポケモンの影が表示されるんですが、どこにいるかまでは詳しく分からないんです」
両津「それはサーチアプリを使えば大丈夫だ。どこにどのポケモンがいるか一目で分かる」
麗子「もうそんなものまであるのね…」
中川「それでレアポケモンを沢山持ってるんですね…」
両津「まあな。江崎に作らせたんだ。かなりダウンロードされてるからウハウハだろうな…あとでアイデア料請求しよ」
9:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 01:184 ID:VPae0HIm0.net
麗子「そういうの禁止されてないの?」
中川「グレーゾーンですかね…運営側からは分からないことですし」
両津「おっ!近くにカビゴンがいる!ちょっとパトロールに行ってくる!」
中川「ちょ、ちょっと先輩!そろそろ部長が…」
麗子「カビゴンってなぁに?」
中川「レアポケモンです。強さもトップクラスで中々出会えないんですよ」
麗子「ふぅん…」
中川「でも先輩、もうカビゴンは10匹以上持っていましたよ…」
麗子「勤務に支障が出なければいいけど…」
10:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 01:196 ID:VPae0HIm0.net
部長「おはよう」
中川・麗子「おはようございます!」
部長「ん?両津の姿が見えないが」
中川「先輩ならパトロールに……」
麗子「ポケモンを獲りに行くって言って…」
部長「なにぃ!?ポケモンだと?」
中川「今流行りのポケモンGOですよ。先輩もかなりハマっているみたいです」
部長「まったく!なんてやつだ!勤務中だぞ!?帰ってきたらスマホ没収だ!」
両津「くっそ~!逃げられた!強かったのに!!」
中川「せ、先輩…」
両津「ん?なんだ?」
12:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 01:193 ID:VPae0HIm0.net
部長「コラァーー!!両津ーー!!」
両津「げっ!部長!」
部長「貴様、勤務中にスマホゲームに興じていたようだな!?」
両津「そ、それはですね、人集りが出来るので警察官としてその…」
部長「言い訳は聞かん!スマホは没収だ!」
両津「そんなあぁぁ……」
部長「勤務時間中はわしが預かっておく」
両津「私用のメールだってくるんですよ!」
部長「どうせくだらん事だろう。知らん」
両津「ギクッ…部長ぉ…お願いしますよぉ…」
部長「知らん」
両津「ケッ!やってられっかよ!」
部長「あっ、コラ!待て両津!」
13:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 01:216 ID:VPae0HIm0.net
中川「先輩、今回は珍しくお金儲けを企んでいなかんですけどね…」
麗子「それも時間の問題よ」
中川「それもそうですね」
両津「おい絵崎!いるか?」
絵崎「ん?なーんだゴーリキー君じゃないか!」
両津「誰がゴーリキーだ!それにゴーリキーはゴリラじゃない!」
絵崎「細かいことはいいんだよ。で、何か用かねゴリラ君?」
両津「ああ、また作って欲しいものがあるんだが……」
絵崎「ふむふむ。なーるほど。それくらい朝飯前だよワトソン君!」
両津「本当か!頼んだぞ!……ところで、サーチアプリの収入だが?」
絵崎「ギクギクッ!」
14:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 01:231 ID:VPae0HIm0.net
翌日
部長「両津!スマホを出せ!」
両津「持ってません」
部長「なに!?持っているだろう!出せ!」
両津「だから持ってないですって!部長に没収されるから!」
部長「ええい信じられん!服を脱げ!全部だ!」
両津「や、やめてください部長!誤解されますよ!」
麗子「きゃーー!!」
部長「ハァ…ハァ…本当に持ってない…」
16:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 01:243 ID:VPae0HIm0.net
部長「なんだと?」
両津「今や日本中…いや、世界中で大ヒットしているんです!やってないのは部長くらいのもんですよ~」
部長「な、何を言っているんだ。やってないのがわしだけなわけないだろう」
両津「そういえば麗子もダウンロードしたんだよな?」
麗子「ええ、みんなやってるから…意外と面白くてハマるのも分かるわね」
部長「麗子くんは若いからな。何の不思議もない」
17:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 01:250 ID:VPae0HIm0.net
本田「せんぱぁ~い!って、どうしたんですかパンツ一丁で!?」
両津「ああ、すまんすまん。で、何の用だ?」
本田「先輩が卵孵化ドローンを作ったって聞いて見に来たんすよ~」
両津「それなら今頃空を飛んでるよ。10km飛んだらココに戻ってくる」
本田「へぇ~便利そうっすね~」
両津「で、何だそのパンパンのポケットは」
本田「それが大変なんですよ~」
両津「げっ!なんだこの大量のスマホは!」
本田「バイクで出動するとき署のみんなに頼まれて持ってるんすよ~」
両津「ポケモンの卵だな?」
部長「まったく、けしからんな!」
18:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 01:256 ID:VPae0HIm0.net
本田「はいぃ~断りたかったんですけど~署長にお願いされまして~」
部長「なに!?署長が!?」
両津「ほらね部長。署長もハマっているんです。年齢なんて関係ありません」
部長「ぐぬぬ…」
本田「それじゃあ、もう少し走ってから署に帰ります~」
両津「ご苦労なこった。金取ろうと思えば取れるぞ、まったく」
両津「…ん?」
両津「……良いことを思い付いたぞ!ヒッヒッヒ!」
19:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 01:265 ID:VPae0HIm0.net
翌日
両津「よぉし…ワシの体にくくり付けてっと…」
両津「ドローンに付ければ楽だが万が一のことがあったら大変だからな」
両津「10km1000円で卵孵化代行すると言ったらこんなに集まった。ざっと100台はあるな」
両津「10km自転車漕ぐだけで10万円…グフフ、笑いがとまらん!」
両津「うおおおおおおおお!!!!!!!」
21:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 01:270 ID:VPae0HIm0.net
両津「ふう、次から次へと依頼が来てキリがないな」
本田「せんぱぁ~い」
両津「おぉ本田!やっと来たか!」
本田「なんですかぁ?儲かる話って」
両津「お前が卵孵化代行してるだろ。ワシがそれを金を取ってやってる」
本田「えぇ!?」
両津「今もタダでやってるんだろ?それだとワシへの依頼が減る!」
本田「そんなこと言われてもぉ~」
両津「そこでだ。お前への依頼も金を取ることにしようじゃないか」
本田「無理っすよ~署の知り合いばっかで気まずいっす~」
両津「すべこべ言うな!ワシも自転車でやるには体力の限界がある!そこで本田にも協力してもらいたい!」
本田「そんなぁ~」
両津「署の連中にはワシから話をしておく!」
22:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 01:285 ID:VPae0HIm0.net
本田「いくらくれるんですかぁ~?」
両津「10km500円でやってるから折半と行こうじゃないか」
本田「250円しかないじゃないっすか~」
両津「何言ってるんだ。ワシへの依頼は1000を越える勢いだぞ」
本田「せ、せせせせせ千んんん!?」
両津「計算してみろ」
本田「え、ええええーと…500円×1000÷2は…に、25万円んん!?」
両津「どうだ。やる気になったか?」
本田「行くぜ両津の旦那ァ!10kmなんて一瞬だゴラァ!!」
両津「頼んだぞー!」
両津「ふふふ…これでワシは家で寝っ転がってるだけで75万か…」
両津「ポケモンGOサイコーー!!」
24:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 01:290 ID:VPae0HIm0.net
本田「レアポケモンっすかぁ…」
両津「そうだ。バイクでサーチアプリを使えばかなりの数が獲れる!同時に卵孵化代行も出来るからお得だ!」
本田「はぁ…」
両津「カビゴン1匹1000円!ポリゴン1匹2000円!ラッキー1匹3000円!ラプラス1匹5000円だ!さらに強ければプラス1000円!!」
本田「そ、そんなにぃ!?」
両津「ラプラスは海辺にしか出ないからな。お台場や浦安によく出るらしい。そこで待機しよう」
本田「わっかりました!」
両津「あっ出た!錦糸町に1000円…じゃなくて野口英世だ!行くぞ本田!」
本田「それを言うならカビゴンですぜ両津の旦那ァ!」
両津「よし!出発だ!時間内になるべく多くのスマホで捕獲するんだ!」
こうして、両津と本田はお台場を拠点に一週間、都内のレアポケモンを捕獲しまくった……。
27:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 01:303 ID:VPae0HIm0.net
部長「両津のバカは今日も休みか」
中川「どうやらポケモンGOでお金儲けをしてるらしいですよ」
麗子「やっぱりねぇ」
部長「まったく!こんなに面白いゲームを金儲けに使うとは…!」
中川「えっ!部長、やってるんですか?」
部長「ま、まあな。大介が幼稚園に行ってる間にやってくれと頼まれたんが…中々に面白い」
中川「部長世代の人でもハマってる人は結構多いらしいですけど…」
部長「署長との会話の種にもなっているよ」
中川「通勤途中に少しやる程度がちょうどいいですよね」
部長「そ、そ、そうだな」
麗子「両ちゃんはやりすぎよねぇ」
中川「テントを張って寝泊まりしてるらしいですよ」
部長「…」
28:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 01:317 ID:VPae0HIm0.net
部長「ただいま!」
大介「おじいちゃんおかえりー!」
部長「おぉ大介!」
大介「ねぇ!ポケモンたくさんとれたー?」
部長「ん?あぁ獲れたぞ。都内はポケモンがたくさん出るからな」
大介「みせてみせてー!」
部長「あぁ、いいぞ?」
大介「わぁー!すごーい!これ僕持ってなかったやつだ!」
部長「そ、そうか?凄いか?」
大介「うん!」
部長「はっはっは!そうかそうか」
大介「また凄いポケモン捕まえてね!僕毎日おじいちゃんに会いに来るよ!」
部長「大介……わしに任せておけ!」
31:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 01:323 ID:VPae0HIm0.net
部長「ポケモン図鑑も中々埋まってきたな…」
部長「ん?なんだ?みんなこの駅で降りて行くが…」
部長「レアポケモンか!よぉし!!」
部長「ハァ…ハァ…」
部長「凄い!見たことないポケモンだ!」
部長「これは大介も喜ぶぞ!」
「おい本田!あっちだ!!」
部長「ん?この禍々しい声は…まさか…」
両津「よっしゃ!3000円だ!本田急げ!出来るだけ捕まえるんだ!」
部長「りょ、両津…まずい。早くこの場から離れなければ」
両津「あれ?今のは部長…?まさかな…」
33:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 01:344 ID:VPae0HIm0.net
本田「運営に対策されたみたいです~」
両津「卵孵化も時速25km以下じゃないとダメになったのか…くっそぉ…」
本田「どうします?せんぱぁい」
両津「ちょうど依頼も減ってきたところだ。ワシに良い考えがある」
部長「ついたぞ大介!ここがお台場だ!」
大介「わーい!ラプラス出るかなー?」
部長「出るといいんだがな」
34:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 01:397 ID:VPae0HIm0.net
「ラプラスが出たぞー!」
部長「なに!?す、凄い人だ!行くぞ大介!!」
両津「本田起きろ!5000円だ!5000円が出たぞ!!」
本田「……ん~いけぇ~モンスターボール!……」
両津「だ、ダメだ…完全に廃人になっている…」
両津「ワシひとりで行くしかないか!待ってろ5000円!うおおおお!!!」
35:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 01:401 ID:VPae0HIm0.net
大介「逃げられちゃった……」
部長「泣くな大介、来たばかりじゃないか。まだチャンスはある」
大介「うん…」
「よっしゃー!獲ったぞー!!」
部長「ったく…いい大人が恥ずかしい…」
両津「おりゃおりゃおりゃおりゃおりゃああああああああ!!!!!」
部長「りょ、両津!? ま、まずい」
両津「あれ?部長じゃないですか!部長ーー!!」
部長「話しかけるな!知り合いかと思われるだろう!」
両津「……それより部長、なんでここにいるんですか?」
部長「ギクッ!」
大介「おじいちゃーん!」
両津「ははーん……」
36:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 01:426 ID:VPae0HIm0.net
部長「わ、わしは勤務中にするなと言っただけだ」
両津「お目当はラプラスですか?」
大介「うん…でも…逃げられちゃったんだ…」
両津「そうか…ラプラスは本当にレアだから中々出ないんだよなぁ…」
部長「あとラプラスがゲット出来れば図鑑が完成するんだ!どうにか今日ゲット出来ないか?」
両津「それは分かりません。が、図鑑完成というのに海外限定ポケモンは含まれているんですか?」
部長「な、なんだそれは」
両津「海外にしか出現しないポケモンです。それが3匹いますよ」
部長「そ、それは知らなかった…」
両津「まあ、ワシにかかればラプラスも海外限定ポケモンもゲット出来ますがね」
部長「ふん。勝手にしろ!行くぞ大介!菌が移る!」
両津「軍資金もたくさんあるし、海外限定ポケモンで一儲けだ…!ウッヒッヒ!」
37:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 01:444 ID:VPae0HIm0.net
部長「暗くなってきたな…そろそろ帰るか」
大介「ラプラス、出なかったね…」
部長「大介……」
両津「お困りのようですねぇ、部長」
部長「りょ、両津…!」
両津「どうだい大介くん。ワシにスマホを預けてくれたらラプラスを獲っておいてあげるよ?」
大介「本当!?」
両津「ああ。ワシここに住んでるから」
部長「両津!貴様そう言って金を取るつもりだな!?」
両津「ま、まさか!子供相手にそんなことしませんよ!」
部長「んんん……わ、わかった……」
両津「ただ、部長がワシがポケモンGOをやることを許してくれたら…ですがね」
部長「わかった…もう好きにしろ…」
両津「よぉし大介!この両津勘吉にすべて任せろ!!」
大介「うん!」
38:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 01:450 ID:VPae0HIm0.net
中川「先輩!お久しぶりです!」
麗子「やっと懲りたのかしら」
部長「おお両津!……こっちへ来なさい」
両津「はいはい」
中川「お説教でしょうか…」
部長「……オホンッ。ど、どうだった?」
両津「バッチリですよ。おかげで寝不足ですけどね」
部長「おお…!これで図鑑完成…じゃないんだったか」
両津「ええ。そこでワシ海外へ行こうと思ってます」
部長「なんだと!?貴様仕事は…!」
両津「…部長、これを…」
部長「じ、辞表だと!?」
両津「はい。この両津勘吉、本日をもってポケモントレーナーへ転職いたします」
部長「呆れて物も言えん…」
39:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 01:469 ID:VPae0HIm0.net
部長「ん、そ、それはだな…」
両津「海外限定ポケモン3体で10万円となっております」
部長「じゅ、10万だと!?」
両津「嫌ならいいんですよ?大介くんの喜ぶ顔が見たくないならいいんです」
部長「ぐっ……少し時間をくれ」
両津「分かりました。連絡お待ちしてますよ、大原さん。それでは」
部長「10万か……」
40:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 01:510 ID:VPae0HIm0.net
本田「えっ、それはまずいですよぉ!!」
両津「いいんだよ。よぉし!ハッキング成功だ!」
本田「やめたほうがいいですよぉ」
両津「うるさい!ワシの実家にちょーっとレアポケモンが出るようにするだけだよ」
本田「そんなぁ」
両津「よし!これで人が集まるぞ」
本田「ええ…」
両津「佃煮も売れて一石二鳥よ!」
本田「そんなに人集まるんですかねぇ?」
42:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 01:556 ID:VPae0HIm0.net
銀次「オイ勘吉!本当に客が増えたぞ!」
両津「ガッハッハ!そうだろうそうだろう!」
銀次「みんなポケベルがどうとか言ってるけどお前何したんだ!?」
両津「細けぇこたぁいいんだよ!約束の金はしっかり頼んだぞ!」
銀次「こんだけ客が来るならいくらでもくれてやらぁ!」
両津「さーて、次はっと…」
43:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 02:047 ID:VPae0HIm0.net
本田「先輩、何か作ってるみたいだけど何を作ってるんだろう…」
左近寺「うおおおお!!!さおりいぃぃぃいいいぃぃいいぃ!!!!」
本田「げっ、な、なっ、なんだぁ!?左近寺さんがスマホを見ながら走って…」
ボルボ「たまらん…」
本田「顔についてるそれなんですかぁ!?」
両津「よし、完成だ!」
本田「あのぉ…せんぱぁい…今度は何を作ったんですかぁ?」
両津「アプリだよ。名付けて美少女GO!」
本田「はぁ…」
両津「絵崎にアプリの作り方をちょこっと教わってな、左近時と一緒に作ったんだ」
本田「そんな簡単にアプリなんて作れるんですかぁ?」
両津「とりあえずやってみろ。デキはワシが保証する」
本田「はぁ…」
美女「この3人の中きら最初の美少女を選ぶのよ」
45:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 02:149 ID:VPae0HIm0.net
本田「えーっと…じゃあ青髪の…」
両津「亀子だな」
本田「あの、先輩、このアプリ大丈夫なんですかぁ…?」
両津「これを付けてみろ」
本田「あ、それ、ボルボさんがつけてたやつ!」
両津「ほらよ」
本田「わぁ!亀子ちゃんがそこにいますよ!!」
両津「最新のVRシステムを使って美少女が実際そこにいるかのように見えるんだ」
本田「先輩!凄いですよこれ!」
両津「そうだろう。歩くとデートをすることになる。そして街中に他の女も出てきてプレイヤーを取り合うんだ」
本田「ポケモンGOの逆バージョンみたいですね…」
両津「歩けば歩くだけ過激なことが起こるからな」
本田「も、もしかしてエッチな感じのことも…?」
両津「それは課金しないと解放されないんだ。」
本田「やっぱり…」
両津「そのVRシステムの機械を美少女GO専用アイテムとして売り出す!課金では着せ替えやデートコマンドを充実できる!さらにレア美少女、海外限定美少女もいるからやり込み要素もあるんだ!」
本田「わぁ、せんぱぁい、僕ナンパされちゃいましたよぉ!」
両津「二股するには課金が必要だぞ」
48:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 02:162 ID:VPae0HIm0.net
本田「それにしても、無理やりお台場にこーんなデカイ会社作って大丈夫なんですかぁ?」
両津「心配ない。お台場は色んな意味でワシらの庭みたいなもんだ」
本田「それはそうですけどぉ…」
両津「お台場の海辺一帯をワシの私有地にしたからな!ここで通行料を取る!ラプラスやカトパンを取りたければ金を払うしかないってわけだ!!」
本田「やることがメチャクチャすぎますよぉ…」
両津「会社を立ち上げてから依頼も増え続けてるし、社員でも雇うか…」
両津「いや、それだとワシの取り分が減ってしまう。自分の足で行かないとな」
両津「しかし、海外限定はやはり手間が掛かるし割りに合わんぞ」
江崎「お困りのようだねゴリラ君!」
49:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 02:173 ID:VPae0HIm0.net
江崎「家から出ないでもポケモンGOが出きたら良いと思わないかね?」
両津「そりゃあそうだが…」
江崎「そこでこれが役に立つのだよ!」
両津「ん?なんだ!?」
江崎「パパパパッパハー!どこでもボタン~!」
両津「秘密道具みたいに言うな!」
江崎「このどこでもボタンは、ポケモンGOと連動すればその名の通りどこでも行けるボタンなのだよ!」
両津「はぁ?どういうことだ?」
江崎「では実際にやってみせよう。連動っと!」
両津「わっ!?画面に左右キーが!?」
江崎「あとは経度を入力すれば!この通りッ!」
両津「おお!これはすごい!」
江崎「そうだろう!?このどこでもボタンを駆使すれば家にいながら世界中でポケモンGOができるのだよ!」
50:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 02:181 ID:VPae0HIm0.net
絵崎「それは大丈夫!今回はチョー強力なウイルスフィルターをチタンコーティングしてあるのだよワトソン君!」
両津「うーん…でもなぁ…」
絵崎「試しに使ってみたまえ!安心安全だから!」
両津「んー、そうだな。試しに使ってみるか!」
本田「なーんか嫌な予感がするなぁ」
51:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 02:198 ID:VPae0HIm0.net
翌日
両津「これは凄い!家にいながら世界中のポケモンが取り放題だ!」
本田「美少女GOでも使えますよこれ!」
両津「これはかなり便利だな…」
本田「そうですけどぉ、また対策されるんじゃないですかぁ?」
両津「そのときは絵崎に作り直してもらえばいいんだよ!」
本田「……それもそうですね!」
両津「おう絵崎!このどこでもボタン買うぞ!ああそうだ!現金払いで!」
53:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 02:202 ID:VPae0HIm0.net
数日後
両津「わっはっはっは!こんなに楽して稼げるとはな!」
本田「楽チンですねぇ~!」
両津「部長に頼まれた海外限定ポケモンもさっさとやっちゃおう!」
本田「はいぃ!」
両津「わーっはっはっはっはー! 」
54:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 02:215 ID:VPae0HIm0.net
部長「ありがとうな両津。大介も凄く喜んでいた」
両津「話はそれだけですかぁ?」
部長「あ、あぁ」
両津「ワシゃ忙しいんです。なんと言っても社長ですから」
部長「そ、そうか。悪かったな。」
両津「なに!?伝説のポケモンだと!?」
本田「はいぃ!なんでも世界の秘境に現れるらしいです!!」
本田「北極の奥地にミュウツーがいて世界中のプレーヤーが向かっているそうですよ!」
55:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 02:212 ID:VPae0HIm0.net
本田「もう依頼が100件来てます!」
両津「1億円か…うひひひひ!」
両津「よぉし!どこでもボタンでゲットだ!」
本田「ア"ア"ア"ア"ア"アアーーーー!!!!」
両津「ど、どうした本田!?」
本田「ぽ、ポケモンGOが開けなくなってます…!!」
両津「な、なんだと!?本当だ!こっちも、こっちもダメだ…!!」
江崎「どうやら運営に対策をされた上に悪質と判断されアカウントを停止されてしまったようだッ!」
両津「な、なんだと!?ってことはどこでもボタンを使ったアカウントは…」
56:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 02:243 ID:VPae0HIm0.net
江崎「おーっとティータイムの時間だ。では私はこれにて失礼」
両津「あ、コラ!待て!江崎!!」
本田「先輩!!電話が殺到してますぅ!!」
両津「くそぉ…運営め…!ハッキングしてアカウントを使えるように……」
部長「コラーーーー!!!!両津のバカはどこだーーー!!!!!!」
両津「げっ、部長ぉ!?」
部長「大介のアカウントが消えてしまったではないか!!!貴様のせいだろう両津!!!!!」
両津「ぎゃーー!!もうポケモンGOなんて懲り懲りだぁぁぁーー!!!!」
58:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 02:240 ID:VPae0HIm0.net
部長「おはよう」
中川・麗子「おはようございます!」
部長「そこにレアポケモンがいたよ」
中川「部長、また始めたんですね!」
部長「ああ、大介のだがな。コツコツやらないといけないと思ってな」
麗子「それが正しい遊び方ですよ」
中川「そういえば先輩、今日から復帰じゃなかったですか?」
部長「ああ、ヤツなら…北極大陸署に配属になったよ」
59:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 02:313 ID:VPae0HIm0.net
両津「え?勘ちゃんのことが心配?僕ちんは大丈夫だよぉ!さおりんは大丈夫?」
両津「そっかぁ!よかったぁ!あはははは!」
両津「……位置偽装して美少女GOするのも飽きたな。」
両津「ん、電話か。」
両津「おぉ本田!どうしたんだ?」
両津「なにぃ!?美少女GOが配信停止!?100億払えだと!?無理に決まってるだろ!!」
両津「はぁ……こうなっなら伝説のポケモンを捕まえて一攫千金を狙うしか…」
両津「しかし伝説のポケモンなんて姿すら見えんぞ…」
両津「ん?なんだ!?」
ミュウツー?「………。」
両津「で、出た!ってスマホじゃなくてリアルじゃねーか!!!」
ミュウツー?「我ハココニ在リ…」
両津「ぎゃーーーー!!!!!誰か助けてくれーーーーー!!!!!」
おわり
67:VIPがお送りします投稿日:2016/09/30 03:169 ID:k60fNddl0.net
Twitter民「ポケモンを追いかけてる小学生が飛び出してきた!」成歩堂「異議あり!!!」
両津「ポケモンGO?くだらん。データの生き物を捕まえて何が楽しいんだ」
【画像】ポケスペに両津勘吉登場wwwwwww