人によっては単なる「上品なピンク」にしか見えない「iPhone 6s」のローズゴールドですが、新色が追加されただけでこれほど注目を浴びるメーカーは、最近ではアップルくらいでしょう。
この「男性ローズゴールド問題」の結論は「自分がほしかったら買えばいい」「しっくり来なかったらカバーをすればいい」とすでに決まっているわけですが、どうせなら自分の中で葛藤を消化し、納得したうえで買いたいという男性もいるはず。
そこで今回は、女性iPhoneウォッチャー、ファッションメディア編集者、男性のパーソナルブランドコンサルタントの3人に、男性が「ローズゴールド」を持つ印象について、さまざまな角度から聞いてみました。
まずは女子が楽しむコミュニケーションサイト「女子部JAPAN(・v・)」で副部長を務め、サンフランシスコでのiPhone 6s発表会もリポートしたiPhone&Apple Watchユーザー、Mさんの意見から。アラサー同士のぶっちゃけガールズトークです!
筆者らいら(以下、ら) 「男性がローズゴールド持ってるのってどう思います?」
Mさん(以下、M) 「『ああ、iPhone好きなんだな』って思う(笑)。6sであることがひと目で分かるから、新機種だってアピールしたいのかなって。あと人によっては合コン用なのかなとも思う(笑)」
ら 「合コンとキャバクラね!(笑)」
M 「あとは営業トーク用とか。営業先でローズゴールドを出したら、そこから新機種の話題が生まれることもあるもんね。でも30代のバリバリ働くサラリーマンが、職場でいきなり『もしもし』ってローズゴールドのiPhoneを取り出したら違和感がある!」
ら 「そう? 私は逆に普段ピンク系のアイテムを持たなそうな人ほど、ローズゴールドを使っているとギャップ萌えするけど」
M 「だって自分のお父さんがいきなりローズゴールドのiPhoneを持ってたらびっくりしない!?(笑)」
ら 「……確かに『なんで?』とは聞くかも(笑)」
M 「かっちりした黒めのスーツを着るような真面目系ビジネスマンだったら、仕事中はケースで隠しておいたほうがイメージは崩れないよね」
ら 「じゃあ逆に、どんな人がローズゴールド似合うと思いますか?」
M 「ファッションが好きそうな男性は似合う! 40代以上でオシャレやスマホに興味のない男性だと、『たまたま在庫があったから』とか『奥さんに持たされた』とかで特に理由なく持ってるのかなってなりそう」
ら 「おじいちゃんまで行くとむしろ持ってるのがかわいいよね」
M 「性別を超えるとね(笑)。ピンク系は実はコーディネートが難しい色だよね。ファッションによってはダサく見えちゃう。でも今回のローズゴールドは人気だし、ピンク系でも挑戦しやすいカラーリング」
「ローズゴールド持ちは、その人によって受ける印象が違う」とぶっちゃけトークしてくれたMさん。人によって似合うか似合わないかが変わるなんて、まるでファッションアイテムを見る目線ですね。他社のスマホや、シルバー、スペースグレイのiPhoneではありえない現象です。
ファッション性がもともと高かったアップル製品ですが、iPhoneのカラーラインアップにローズゴールドが加わったことで、その特性はさらに高まっているのかもしれません。
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