1: 2017/01/11(水) 22:28:23.11 ID:jZl7EF5D0
2: 2017/01/11(水) 22:32:50.61 ID:jZl7EF5D0
今日も会長を楽しませるべく……
企画が練られていた………
荻野「うっ……」
左衛門「よし…………」
山崎「さすが左衛門だな………」
ガチャ
利根川「む…………」
ぴこぴこ
利根川「なにをしているのだ………?」
山崎「あ………利根川先生……」
左衛門「ポケモンですよ………ポケモン………」
利根川「なに………!!」
3: 2017/01/11(水) 22:33:31.01 ID:jZl7EF5D0
利根川「お前ら………大人なのにハマっているのか…………!!」
左衛門「利根川先生…………」
左衛門「大人だからハマるんです…………」
左衛門「この…………ゲームに……!」
左衛門「このゲームはネットを繋ぐことによって世界と対戦する事が出来るんです…………」
左衛門「つまり………戦略は一人一人違う………出すポケモンによって対策を考えなければならない…………」
左衛門「これほど面白いゲームはないです……!」
利根川「戦略………」
左衛門「休憩時間はみんなでポケモンやってるんです…」
4: 2017/01/11(水) 22:34:24.09 ID:jZl7EF5D0
左衛門「山崎さんは堅実に勝ちに来るガチ使い………」
左衛門「権田さんは初代ポケモンで勝ちを狙う古参使い………」
左衛門「中田さんは守備重視の守りメンバー………」
左衛門「堂下さんは………」
利根川「もういい……!」
左衛門「!」
利根川「早く仕事に戻れ………休憩時間は終わりだ………」
黒服達「はいっ!」
利根川仕事の帰り道…
まさかのポケモン購入…!!
利根川「買ってしまった………」
5: 2017/01/11(水) 22:35:36.58 ID:jZl7EF5D0
止まらぬ衝動…!!
それが利根川をポケモンへと動かした
利根川「………もしかすればこれが仕事に活きるかもしれん………」
利根川「世界を相手に戦うか………やってみるか…………」
ぴこぴこ
利根川「最初の3匹………これが運命の分かれ道………悩む………!」
利根川「どれも可愛い………」
圧倒的可愛さの前に利根川熟考…!
利根川が手にしたのは………
利根川「お前にしよう……ニャビー……」
利根川「よろしく頼むぞ……」
その翌日…
6: 2017/01/11(水) 22:36:12.43 ID:jZl7EF5D0
ガチャ
山崎「おはようございます利根川先生………おや………」
利根川「おはよう………」
山崎「寝不足ですか………?」
利根川「ああ………」
山崎(家に帰ってまで仕事を………さすがだ)
利根川(ニャビーが進化してテンション上がって徹夜してしまった………大人なのに情けない………)
左衛門「山崎さん。カプ系捕まえました……?」
山崎「もちろん……準伝説系は捕まえておかないと………」
利根川「お前ら………」
利根川「ワシの近くであまり話すな……」
左衛門「す…すみません……」
7: 2017/01/11(水) 22:36:43.29 ID:jZl7EF5D0
利根川(ワシの前でこの先のネタバレをするな………楽しみにしてるのに………)
その後も利根川のポケモンブームは止まらない…!
利根川「Z技か…こうか……」ビシッ
日にちが経つごとに………
利根川「なんだあの生き物はっ!!あれもポケモンなのか!!」
増していくばかり…
利根川「なぜ逃げる…!フナムシ野郎!FUCK YOU!」
利根川のポケモン愛はバベルの塔の如き高さまで登っていった
8: 2017/01/11(水) 22:37:18.23 ID:jZl7EF5D0
ガチャ
左衛門「よしっ!」
山崎「やっぱり左衛門は強いな……」
左衛門「あ……と…利根川先生………」
利根川「……そんなに強いのか左衛門は………」
山崎「えぇ……この中では1番かと………」
利根川「この中でか………」
利根川「このワシよりも強いのか……」チラッ
左衛門「え……!」
バッ
3DS…!
机には黄金に光る3DSが…そして……
利根川の名前が書かれていた…!!
黒服達「利根川先生っ!!」
利根川「全力で来い……手を抜いたら承知せんぞ…!」
左衛門「は…はい……!」
利根川…至福の時を楽しむ…!!
つづく!
19: 2017/01/12(木) 22:42:43.03 ID:DTbjDZcB0
利根川「う………」
左衛門「僕の勝ちです…………利根川先生………」
利根川「強いな…………左衛門………」
左衛門「……………聞きたい事があります…………1つだけ…………」
利根川「言ってみろ…………」
左衛門「なぜ旅をした仲間でバトルを…………?」
利根川「愛着が湧いてるからに決まってるだろっ!」
左衛門「利根川先生………本当に世界へ勝ちにいくには愛着のあるポケモンを選ぶだけではダメなんです………」
利根川「違うのか………?」
左衛門「旅パはクリア後には使い道にならないノロマどもの集まりです…………悲しいですが…………」
利根川「ノ……ノロマ………」
利根川…浴びる…!
洗礼………!
旅パの洗礼………!!
17: 2017/01/12(木) 02:14:13.28 ID:FX9pfmUmO
利根川浴びる……!洗礼……!
旅パの洗礼……!
20: 2017/01/12(木) 22:43:18.33 ID:DTbjDZcB0
利根川「どうするんだ…………勝つには………?」
左衛門「『厳選』するんです………ポケモンを………!」
利根川「『厳選』…?」
左衛門「面接と同じでただ単に成績の良い人………思い入れのある人を雇っていては会社は成り立たない…………その会社に合わなければ意味がない………」
左衛門「それが『厳選』………面接の中で選ぶのです………光り輝く金の卵を…!!」
利根川「なるほど………」
利根川「ではどうすればいいのだ……?」
左衛門「メタモンを探すのです………エリートメタモンを………」
利根川は左衛門に厳選のための方法を教わった………
そして帰宅……
21: 2017/01/12(木) 22:44:25.09 ID:DTbjDZcB0
利根川「本当にこれでv4と呼ばれるメタモンが手に入るのか………」
利根川「まず………リサイクルのみを覚えたヤブクロンを先発にし…………メタモンに変身させる……………」
利根川「そしてヒメリの実を持たしたペルシアンにチェンジし………すりかえを行う……………」
利根川「あとは………ビビリ玉を使い、メタモンが30匹目のメタモンを呼ぶまでメタモンを倒すだけ…………」
利根川「ククク…なるほど……」
リサイクルは使ったアイテムを再び拾ってくる技……
ヒメリの実はPP(技を使える回数)を10回復してくれるアイテム……
そしてビビリ玉という仲間を呼ぶやすくさせるアイテム………
利根川「この3つを駆使すれば………」
利根川「半永久的に回り続けるメタモン製造機の完成………!!」
利根川「悪魔的発想……!」
利根川「ククク…左衛門……怖い発想をする男だ……!」
22: 2017/01/12(木) 22:45:15.94 ID:DTbjDZcB0
利根川………30匹目のメタモン捕獲…!!
早速孵化させ、厳選を行う………
だが…
孵化させど孵化させど……
出てくるのはザコばかり……
利根川「ゴミめらが……!」
利根川のストレスはピークに達す………
利根川「もっとスピーディーに卵を孵化させる方法はないのか…!!」
その時だった…!
利根川の脳裏に電流が走る……!
23: 2017/01/12(木) 22:46:30.90 ID:DTbjDZcB0
利根川「待てよ………育て屋の目の前にあるこの空間…………ケンタロス一頭入る隙間があるな…………」
利根川「ククク……ゲームフリークめ……………わざと作りおったな………この空間を…………」
利根川「この空間をケンタロスで回ることによって歩数を稼げる……!」
利根川「これならば『ほのおのからだ』持ちのブーバーを手持ちに入れれば簡単に孵化できる………」
利根川「卵大量孵化装置の………完成だ……!」
利根川……粘ること数分………
ついに………
利根川「生まれたぞ…………ついに………!」
利根川の粘り勝ち…!
土俵際を切り抜けた利根川の勝利…!!
こうして初のエリートを手に入れた利根川………
しかし………
24: 2017/01/12(木) 22:47:26.62 ID:DTbjDZcB0
これで満足する利根川ではない…………
まだ足りぬ…………
左衛門に勝つには………
圧倒的強さを手に入れるまでは……!!
金の卵は1つでは足りない………
もっと金の卵を手に入れなくては………!
利根川………徹夜………!
二度目の徹夜………!!
つづく!
26: 2017/01/13(金) 23:03:49.35 ID:A6wjqCMiO
利根川…家でごろつく…!
利根川「スリープというのか………この顔………会長にそっくりだな…………」
利根川「お前の名前は『ひょうどう』だ……よろしく頼むぞ………!」
しかし……利根川は苦悩する事となる………
利根川「何をしているのだ『ひょうどう』……!はたけっ!!いつもの様に…!」
利根川「動きが遅いっ!!もっと早く動け!!」
利根川「役立たずではないか『ひょうどう』!!」
ここに………
後の利根川のエースとなる『ひょうどう』が誕生する…!!
27: 2017/01/13(金) 23:04:27.21 ID:A6wjqCMiO
翌日…
ガチャ
左衛門「利根川先生…客人が来てます………」
利根川「誰だ………?」
海老谷「利根川先生………お久しぶりです………」
利根川「海老谷……!!」
海老谷「ポケモンしてると聞いて飛んで来ました………」
利根川「お前もしとるのかっ!」
海老谷「えぇ……」
海老谷「暇な時間が多かったので……