移民排斥、マスメディア統制、メキシコ国境での壁建設、そして在イスラエル米国大使館のエルサレム移転発言……など、過激で強硬な政策とあからさまな親ユダヤ主義で世界を変えようとしているドナルド・トランプ大頭領。対中政策でも台湾が独立国であるかのような態度をとり、東アジアの不安定さは増している。このままでは、中国・イスラム対アメリカの大戦争に発展するのではないか? という懸念も聞こえてくる。
そんなトランプ大統領に対し、もちろん米国各地では連日のようにデモが起きているが、その参加者をトランプ大統領は「ヒラリーは負けた。ママのところに帰れ」と嘲笑。まるで困った悪ガキのような精神の持ち主だと批判されている。
しかし、そんなトランプ流の政治に怒りを募らせた全世界の魔女・魔法使いたちが、とうとう反トランプの名のもとに結集して立ち上がり、反撃の狼煙を上げはじめたのだ!
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■トランプ大統領めぐりガチの魔術バトルが勃発!
先月25日の三日月の晩には、深夜~未明にかけてニューヨークのトランプ・タワー前に世界各国から20人近くの魔女・魔法使いたちが集まり、「呪い」の儀式を執り行っている。儀式では、トランプ大統領の顔写真・ロウソク・水・塩、そして“転落”や“災い”を意味する「タワー」のタロットカードが用いられた。そして魔女・魔法使いたちは「大統領の舌を、手足を、悪意を鎖で呪縛せよ」と呪文を唱えたのだ。
しかし、さすがは強運の持ち主トランプ大統領。本人による指令があったかは判明していないが、なんとその場において、トランプ賛成派のキリスト教神秘主義者たちが登場。鏡を掲げて「呪い返し」の魔法を唱え始めるという反撃に出たのだ。この日、トランプ・タワー周囲はまるでB級オカルト映画に出てくるような呪術合戦の場となったという。果たして、どちらの呪術が強かったのか? それによってトランプ大頭領の今後の命運が左右されるかもしれない。
■確かに効く「呪い」! しかし注意点も
バカバカしいと思う読者がいるかもしれないが、侮ってはいけない。たしかに呪術によってトランプ大頭領の運勢を低下させたり、性格や態度を変える事は可能なのだ。
もちろん筆者が「呪い」の儀式を行うケースはごく限られるが、著名人からの依頼を受けて某悪徳プロダクション社長が不幸に見舞われるように祈ったり、暴力団社長が警察に逮捕されるよう仕向けたことは現実にある。
また、こちらは「呪い」ではないが、「守護霊の入れ替え」という術もあり、これを行うことで人の性格・態度を確実に変えることもできるのだ。ただし、統計的に著名芸能人や政治家は、強い守護霊が憑いて強い結界を作っているケースが多い。そのため、呪術をかける際には「自分と相手のどちらのパワーが強いか」で結果が変わってくるのだが。
■トランプに変化が現れた!?
ところで、今回トランプ大統領にかけられた「呪い」だが、筆者が本人を霊視したところ、幸か不幸か今現在、特に「呪い」の影はあまり見当たらず結界も強いようだ。
ただし、わずかながらトランプの態度が穏やかになるなど、効果も現れたように思える。今月1日に行われた就任後初めての議会演説の中で、トランプ氏は波紋を呼んでいる移民規制策について「国民に対して説明不足だった。対話不足は私のせいかもしれない。我々は殺人者やギャング、麻薬売人など悪者を閉め出すのだ」と、過去の発言に比べれば若干トーンダウンした印象を受ける。とはいえ、トランプ大頭領の体調は相変わらず絶好調、政策を変える意思表示も特に示されなかった。それに、口先だけならば何でも言えるため、呪いの効果のほどは未知数であると言わざるを得ない。
そういえば以前、「トランプ大統領はレプティリアン(爬虫類型宇宙人)だ」 という説が囁かれたこともあるが、もしも彼が本当にレプティリアンだとしたら、そもそも人間の魔女・魔法使いによる「呪い」など効かないのかもしれない。
■「カバラ数秘術」で占う今後のトランプの運勢
なお、筆者の得意とする「カバラ数秘術」でトランプ大統領を占ってみたところ、今年は「創造」「発展」の年となるなど運勢が良く、本人にとっては楽しい1年になるようだ。ただし、来年は「基盤固め」の年で、現状を維持した方が良い年になる模様。つまり、来年もトランプ大統領が社会を揺るがすような過激な政策を続けた場合、運勢が著しく低下することになるだろう。本当に「呪い」が効くのは、そのタイミングかもしれない。
(文=深月ユリア)
※イメージ画像:「Thinkstock」より