いまやインスタから流行が起こることもあるほど影響力のある「インスタグラム」。あっという間に写真をオシャレに加工できることでも人気のアプリですが、いざ自分が投稿するときに、インスタ映えのために工夫を凝らすことはあるのでしょうか? 今回はそんな、「インスタ映えを気にしてやったこと」についてインスタをやっている大学生に聞いてみました。
●食べ物の写真に凝る
・料理を黒のお皿に載せた(女性/20歳/短大・専門学校生)
・インスタにUPするためにお菓子を作ったりした(女性/20歳/短大・専門学校生)
・食べ物の写真をとるときに、照明やまわりの背景なども気にしてそのときだけ片づけたりする(女性/21歳/大学3年生)
・ただただインスタ映えすることを考えて、食べたくないほうのメニューを食べたりする(女性/23歳/大学院生)
・パンケーキのお店に行ってインスタ映えしそうなのを選んで頼んだけど、見た目ほどおいしくなかった(女性/21歳/大学3年生)
●写真の加工に凝る
・フィルターのかけ具合に悩んだ(女性/22歳/大学3年生)
・おしゃれに見えるように画像を加工した(女性/20歳/大学3年生)
・きれいに見せたくて、無駄な加工をいっぱいした(女性/21歳/大学3年生)
・そんなに鮮やかじゃない景色でも、光彩をいじってめちゃめちゃ鮮やかにしちゃう(女性/19歳/大学1年生)
●場所に凝る
・旅行先でめっちゃ写真を撮る(女性/20歳/大学3年生)
・おしゃれなカフェに行く(女性/19歳/大学1年生)
・インスタ向けの場所へ遊びに行く(女性/21歳/大学3年生)
・おしゃれな場所を探して、時間があるわけでもないのに遠い町まで行ってしまった(女性/18歳/大学1年生)
●その他
・光の当たり方を気にする(男性/18歳/大学1年生)
・女子会のときに、顔映りを考え赤い服を着た(女性/26歳/大学院生)
・かわいく見せるために、目を大きく開けて写真を撮った(女性/18歳/大学1年生)
・友達と遊ぶたびに必ず集合写真を撮って、リア充アピールをする(女性/22歳/大学4年生)
・映りかたや撮りかたを工夫して、何十枚も同じような写真を撮った(女性/21歳/大学3年生)
・スタイリングをしてきれいな写真を撮るのが好きなので、作った料理に小物を足して写りがよくなるようにしたりする(女性/18歳/短大・専門学校生)
他に「色の配色を工夫する」「写真をコラージュする」などの意見も。
いかがでしたか? いい写真をアップするために楽しんでする努力ならいいのですが、「食べたくないものを食べる」など、本当はやりたくないことをやるのは本末転倒な気も……。でも、いろんな工夫をして思い出の写真を撮っておくことは、のちのちの自分の楽しみにもなるもの。ときにはそんな本末転倒なことをしてみるのもいいのかもしれません。
文●オチアイユキ
マイナビ学生の窓口調べ
調査日時:2017年2月
調査人数:大学生男女403人(男性200人、女性203人)