ＴＯＫＩＯのメンバーたちは皆、ジャニーズの後輩や共演者と食事に行くと、支払いをするそうだ。自分たちがジャニーズＪｒ.だった頃、近藤真彦や東山紀之といった大先輩にさんざんおごってもらっており、そうした先輩たちの背中を見てきたからだ。もともとジャニーズタレントには、先輩が後輩におごるという伝統があり、それを当たり前のように受け継いでいる。
では、ＴＯＫＩＯのメンバーだけで食事に行った場合、支払いはいったい誰がするのか？ それはゲームで決められる。まず、それぞれのクレジットカードを机に置き、その上におしぼりをかぶせて見えないようにする。そこで店員を呼んで、おしぼりの中に手を入れてもらってカードを選んでもらう。選ばれたカードの持ち主が、全額を払うというシステムだ。
以前、武道館でライブを行った際、その打ち上げの席でもこのゲームをやった。城島茂は、そこで長瀬智也が“イカサマ”をしたとずっと疑っていたらしい。彼らのレギュラー番組『ＴＯＫＩＯカケル』（フジテレビ系）の中で、それをリーダーから確認された長瀬は「なんだその言いがかりは！」「解散するぞ！」と、ぬれぎぬであることを主張。もちろん本気で解散するつもりはない、笑いながらのやりとりだ。
このロシアンルーレットのような方法なら、誰が支払うかは選ぶ店員次第。長瀬智也のイカサマを疑ってしまった城島茂は、もしかしたら“払いっぱなし”だったのかもしれない。