稀勢の里「準備できた」=春場所、12日初日―大相撲
大相撲春場所は12日、エディオンアリーナ大阪で初日を迎える。11日は恒例の土俵祭が行われ、新横綱の稀勢の里や5場所ぶりの優勝を目指す白鵬ら三役以上の力士、審判部の親方衆が土俵の安全を祈願した。
稀勢の里は白鵬とも手合わせするなど順調に稽古を重ね、「しっかりいい準備ができた」と手応えは上々。日本出身では19年ぶりの新横綱とあって注目は高まるが、「集中して、一日一日やるだけ」と抱負を述べた。
日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は「4横綱には直接当たるまで全勝でいってほしい」と熱戦を期待した。前売り券は2月の発売日に即日完売している。