12日、中山競馬場で行われた中山牝馬S(4歳上・牝・GIII・芝1800m)は、スタートを決めて好位につけた武豊騎手騎乗の5番人気トーセンビクトリー(牝5、栗東・角居勝彦厩舎)が、直線で内から外に持ち出して前を捕らえ、最後は中団から追い上げてきた1番人気マジックタイム(牝6、美浦・中川公成厩舎)をクビ差退けて優勝した。勝ちタイムは1分49秒4(良)。
さらに3/4馬身差の3着に7番人気クインズミラーグロ(牝5、美浦・和田正道厩舎)が入った。なお、2番人気パールコード(牝4、栗東・中内田充正厩舎)は4着、3番人気ビッシュ(牝4、美浦・鹿戸雄一厩舎)は10着に終わった。
勝ったトーセンビクトリーは、父キングカメハメハ、母トゥザヴィクトリー、その父サンデーサイレンスという血統。母がGI馬で、きょうだいにも重賞ウイナーがいる良血馬が、デビューから16戦目で待望の重賞初制覇を果たした。
【勝ち馬プロフィール】