12日、阪神競馬場で行われたフィリーズレビュー(3歳・牝・GII・芝1400m)は、道中は後方2番手に構えたM.デムーロ騎手騎乗の2番人気カラクレナイ(牝3、栗東・松下武士厩舎)が、直線で外から一気に脚を伸ばして、中団追走から一旦は抜け出した1番人気レーヌミノル(牝3、栗東・本田優厩舎)を捕らえ、これに1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分21秒0(良)。
さらに1.1/4馬身差の3着に6番人気ゴールドケープ(牝3、栗東・荒川義之厩舎)が入った。なお、3番人気ジューヌエコール(牝3、栗東・安田隆行厩舎)はゴールドケープから2馬身差の4着に終わった。
勝ったカラクレナイは、父ローエングリン、母バーニングレッド、その父アグネスタキオンという血統。デビュー2戦目の未勝利戦、万両賞(500万下)に続く3連勝で重賞初制覇を果たした。また、本馬及び2着のレーヌミノル、3着のゴールドケープは4月9日に行われる桜花賞の優先出走権を獲得した。
【勝ち馬プロフィール】