映画『バスキア』『潜水服は蝶の夢を見る』などを手掛けてきたジュリアン・シュナーベルを題材にしたドキュメンタリー『ジュリアン・シュナーベル:ア・プライベート・ポートレイト(原題) / Julian Schnabel: A Private Portrait』の北米配給権を、コーエン・メディア・グループが獲得したと The Hollywood Reporter ほか複数のメディアが報じている。
本作は、映画『レインマン』『フリーダ』などに出演したイタリア出身の女優ヴァレリア・ゴリノが製作し、『リベラ/ナポリな女たち』のパッピ・コルシカートがメガホンを取った作品。ジュリアンがテキサス州で育った子供時代から1980年代に新表現主義を代表する画家となり、交流のあった画家ジャン=ミシェル・バスキアさんを描いた『バスキア』で映画界にも進出するなどの成功の過程が描かれているそう。アル・パチーノ、アートギャラリーのオーナーのメアリー・ブーン、美術家ジェフ・クーンズ、バンド、U2のボノなどのインタビューも含まれているという。
同作は、ニューヨークのシアター、クアッド・シネマで5月に限定公開されることになっている。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)