フランクフルトに所属する日本代表MF長谷部誠が、11日に行われたブンデスリーガ第24節のバイエルン戦で負傷交代となった。
前節、ブンデスリーガ日本人最多出場記録を更新したばかりの長谷部だが、後半途中に無念の交代となった。後半開始直後の49分、バイエルンのドイツ代表FWトーマス・ミュラーが抜け出し、飛び出しフィンランド代表GKルーカス・フラデツキーの頭上を越えるループシュートを放つ。ミュラーについていた長谷部は懸命に戻り、ゴールライン際で蹴り出すファインプレーを見せたが、その勢いで左ポストにひざ付近を強打。ピッチ外で治療を受けたのち、一度はプレーを再開したものの、再びピッチに座り込み、64分に途中交代となった。
クラブ公式ツイッターによると、長谷部は検査のために病院へ向かったという。今月末には日本代表の2018 FIFAワールドカップ ロシア アジア最終予選も控えているため、影響が心配される。
なお、長谷部に代わって入ったドイツ人DFマルコ・ルスは、片側の睾丸に見つかった悪性腫瘍の摘出手術を受けた昨年5月以来のブンデスリーガ復帰を果たした。