人気デュオ・ゆずが4月26日に発売するオールタイムベストアルバム『YUZU 20th Anniversary ALL TIME BEST ALBUM ゆずイロハ1997-2017』に収録される“スペシャルトラック”の内容が発表され、いきものがかり、back number、SEKAI NO OWARIの3組と“ゆず楽曲コラボ”が実現することが明らかになった。
back numberとは、ボーカル・清水依与吏が好んで聴いていることを公言していた5thシングル「サヨナラバス」(1999年)をバンドセッション。清水は「サヨナラバスの爽やかな切なさが消えないで、でも出来るだけパワフルに伝わるように、まっすぐ演奏して、まっすぐ歌いました」と制作の意図を明かしている。
ボーカル・Fukaseとギター・Nakajinが仲良くなったきっかけがゆずだったというSEKAI NO OWARIとは、初期の楽曲「悲しみの傘」(99年)で共演。Fukaseは「このコラボレーションがどんなにミラクルな出来事か、計り知れません」と感激する。
頼もしい後輩たちとのコラボを楽しんだゆずの2人も「僕たちにとっても新しい発見ばかりの刺激的なレコーディング現場で、『イロトリドリ』『サヨナラバス』『悲しみの傘』に新たな息吹がふきこまれました。いきものがかり、back number、SEKAI NO OWARI、ありがとう!」と感謝を述べている。
▽Fukase ゆずのマークを僕が上履きに描いてた事をきっかけにNakajinと仲良くなり、そして今のSEKAI NO OWARIに繋がった僕たちにとって、このコラボレーションがどんなにミラクルな出来事か、計り知れません。大人になってから歌った「悲しみの傘」は木漏れ日の中降る通り雨のような、あたたかい雨になっていました。
■ゆず コメント全文
20周年を記念したベストアルバム『ゆずイロハ1997-2017』発売にあたり、いままで他の誰もやったことのない面白いことができないか考えていました。そんななか、カバーでもトリビュートでもない、今回のコラボレーションのアイディアが出てきました。先輩でも同世代でもなく、僕たちより若い、だけどとてもリスペクトしている3組のアーティストに声をかけさせてもらいました。僕たちにとっても新しい発見ばかりの刺激的なレコーディング現場で、「イロトリドリ」「サヨナラバス」「悲しみの傘」に新たな息吹がふきこまれました。いきものがかり、back number、SEKAI NO OWARI、ありがとう!