お付き合いが長くなれば、二人の間に自然と上ってくるのが結婚の話題ですよね。そんな結婚を考える際、男性にとって気になるのが“彼女のお父さん”。普通の人ならば安心なのですが、お父さんが普通の人じゃないと、彼がビックリしてしまうことも少なくありません。今回は20代男子に“驚きの実体験”を教えてもらいました。
1：夏にご挨拶に伺ったら……「夏休みの旅行に出かけて、そのついでに地方に住んでいる彼女の両親に挨拶に行ったんです。結婚報告とかじゃなくて、ただ挨拶をしにいったんですけど、玄関に出てきたお父さんを見て、超ビビったことがあります」（Aくん、29歳／会社員）
彼女の実家を訪れた際、玄関先までお父さんが迎えに来てくれたというAくん。半袖姿で現れた彼女のお父さんを見て驚いたのだといいます。一体何があったのでしょうか？
腕に刺青がドン！「半袖から腕が伸びていて、そこに刺青があったんですよ。正直なところ、“えぇぇ、怖わッ！”って思いましたね。話を聞くと、ただの大工さんで、普通の人なんですけど、あの刺青にはビビりましたね」（Aくん）
お父さんは“反社会的な人物”ではなかったそうなのですが、最初に刺青を見た瞬間、Aくんが動揺した気持ちは理解できます。“その筋の人”だと勘違いしちゃっても無理はありません。
その後、Aくんは些細なすれ違いから彼女と別れてしまったそうなのですが、こういった“事件”があったことから、付き合う彼女の親御さんについての情報は、何があるかわからないので、早め早めに聞き出すことにしているのだといいます。
2：高級マンションに招かれて……「会社の同期入社の子と付き合いはじめた頃、彼女が“うち遊びに来る？”って誘ってくれたんです。それで遊びに行ったら、お父さんが何と……」（Bくん、30歳／会社員）
彼女に誘われ、都内某所にある高級マンションに招かれたBくん。「親御さん、お金持ちなんだなぁ」と思いながらエレベーターに乗り込んだのだとか。
お父さんは“某芸能人”「出迎えてくれたお父さんの顔を見てビックリ。テレビで見たことがある某芸能人だったんですよ。彼女なりのサプライズだったみたいなんですけど、何だか、それで凄い萎えちゃって……結局別れました」（Bくん）
彼女のお父さんは、何とテレビで活躍する芸能人。ビックリしたBくんは「いつも拝見してます」と、よくわからない挨拶をする羽目になったのだといいます。
彼女はBくんに対して自分の親のことを「普通のサラリーマン」だと伝えていたそうで、Bくんは何も知らなかったそう。
彼女は自分の親の正体を秘密にしておくことで、「すごいでしょ！」とBくんを驚かせたかったそうなのですが、それが裏目に出てしまい、Bくんの恋心は“ちょっと冷めた”のだとか。
自分の親が“凄い人”だからといって、それを隠すような真似をすると、男性に嫌われることがあるんですね。男性は、どんな種類のものであれ“彼女の嘘”を嫌います。
3：厳しいと聞いていたけれど「2年くらい付き合っていたんで、彼女の実家に挨拶に行ったんですよ。彼女のお父さん、普通の会社員だって聞いていたのに、いざ会ってみると視線がめっちゃ鋭いんですよ」（Cくん、25歳／会社員）
客間に通され、お父さんから鋭い視線を投げかけられたと言うCくん。蛇に睨まれた蛙のようになってしまったのだとか。
お父さんは元警官「それもそのはずですよ。お父さん、元警察官だったんです。彼女から“小さい頃はしつけが厳しかった”とは聞いていましたが……知りませんでした。ちょっとした質問をされるときも、取り調べみたいで怖かったです」（Cくん）
元警察官……そりゃぁ、お父さんの視線も鋭いはずです。自分の娘の交際相手をどんな人物か見極めようとする親心と、“警官の目”が合わさったのですから、Cくんがビビるのも無理はありません。
お父さんから普通に質問をされるだけでも、Cくんは必要以上に緊張してしまい、受け答えがギクシャクしてしまったのだそう。挨拶が終わった後、Cくんは「あのお父さんから結婚の許しをもらえるのだろうか……」と落ち込んだといいます。
お父さんの態度が怖すぎると、男性は自信をなくしてしまい、Cくんのように落ち込んでしまうことがあります。彼氏を連れて行く前に「あんまり虐めないでね」とお父さんにお願いしておいたほうが良いのかもしれませんね。
いかがでしたか？
あなたのお父さんは、彼にとっても、将来“お義父さん”になる人物です。二人の関係が円満であることに越したことはありませんから、彼が挨拶に来る際は、できるだけ彼のことをフォローしてあげてくださいね。