綾瀬はるかと坂口健太郎のW主演による、完全オリジナル脚本の映画『今夜、ロマンス劇場で』の製作が発表された。監督を務めるのは、『のだめカンタービレ』などを手がけたヒットメーカーとして知られる武内英樹。ファンタジックな世界観のもと、ロマンティックなラブストーリーが展開される。
本作は、映画監督を夢見る健司(坂口)と、その目の前に現れた一人の美雪(綾瀬)とのラブロマンスを描いた物語。美雪の正体は、青年が長年憧れ続けたモノクロ映画に登場したお姫様。出会うはずのなかった2人はやがて、惹かれ合っていく……。
本作の企画を手がけた稲葉直人は「漫画や小説の映画化が多くなっていますが、もっと映画のためだけに作られた『映像表現ならではの物語があってもいいじゃないか』と思い、この物語を考えました」とその背景を解説。武内監督は「『モノクロ映画の中から主人公のお姫様が突然現実世界にやってくる』という設定のため、いかにリアリティを持たせるか、子供っぽくならないような大人の演出を心がけています」と製作にあたる意気込みを伝える。
美雪を演じる綾瀬は「撮影がはじまりまだ数日ですが、何度か共演させて頂いているキャストのみなさん、はじめてご一緒するみなさんと楽しく撮影しています」と報告。相手役となる坂口は初共演となる綾瀬について「撮影に入った当初は、現場を楽しくゆったりと泳いでいるような印象でしたが、お芝居をしていく中でやわらかい雰囲気ながらもすごくしっかりとした芯がある方」と印象を語っている。
映画『今夜、ロマンス劇場で』は、2018年全国ロードショー。