メキシコのちょっぴりオカルトだけど、とっても明るい伝統行事「死者の日」をテーマにしたピクサー最新作『リメンバー・ミー』から、死者の国の背景がひたすら美しい予告編が公開されました。
あらすじ:忌まわしい過去が原因で家族から音楽を禁じられている少年ミゲラ・リヴェラ。しかし、音楽への情熱を持つミゲラは、死者の日に、亡き憧れの歌手アーネストの墓をおとづれて遺品のギターを演奏してしまう。それがきっかけでミゲルは黄泉の国に迷い込んでしまったがーー
死者が生き生きと楽しそうに暮らす様子、カラフルな世界観、迷い込んだ生者が死者の国を引っ掻き回す展開はティム・バートン監督の『コープス・ブライド』に似ていますが、大きく異なるのは、なんといっても死者の国のスケールと美しさでしょう(ストップ・アニメーションとフルCGを比較するのが間違いかもしれませんが)。
死者の日に欠かせないマリーゴールドのオレンジ色が、オーラとなって死者と建物を包んでいます。これにランプの暖かな光が合間って、本当に綺麗!
「誰でも死ぬほど来たがる死者の国」は『コープス〜』からのセリフですが、確かにこんなにほんわかで優しさに包まれた世界なら行ってみたい。
ミゲルはここで詐欺師のヘクターと出会い、リヴェラ家の謎を解くために自分の先祖たちに会いに行きます。予告でもチラ見できますが、おそらく彼の先祖は憧れのあの人ーー。
死者の国はなんだか随分と楽しそうですが、果たしてミゲルは現実の世界に戻って来たくなるのでしょうか。
映画『リメンバー・ミー(原題:Coco)』の日本公開は12月23日(土)です。
・中世の人たちは死体がゾンビとして蘇らないように切り刻んでいた!?
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Source: Disney•Pixar/YouTube, ディズニー公式