iOS 11で標準対応!?
iOSは長らく、「FLAC」という定番のハイレゾオーディオ形式に標準では対応していませんでした。まぁ、サード製アプリを使えば再生できるっちゃできるのですが…そんな中、なんと先日発表されたばかりの「iOS 11」のベータ版では、FLAC形式の音源が再生できたとの報告が登場しているんです。
9to5Macが紹介しているRedditの投稿によれば、iPhone 6s PlusにインストールしたiOS 11のベータ版で、新登場の「Files」アプリを使うとFLAC形式の音源が再生できたというのです。おお、これは大きな進展ですね。
なお、元々iOSはAppleが開発するハイレゾオーディオ形式「Apple Lossless」に対応しています。こちらも設定次第では音楽CDを大きく超える音質のファイルが作成できるのですが、やはりハイレゾ音源としてはFLAC形式が一般的。だからこそ、今回の変更が楽しみなんですね。
しかしなぜ再生できたのが、ミュージックアプリではなくFilesアプリでなんでしょう? この投稿者は、9月にはiTunesがFLAC形式に正式対応してもおかしくないと予想しています。9月といえば、例年通りなら新型iPhoneとiOS 11の正式版がリリースされる時期。今年の秋に、iPhoneは一気にハイレゾ環境に対応することになるかもしれませんね。
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Image: mirtmirt/Shutterstock.com
Source: 9to5Mac, reddit
(塚本直樹)