ただし難易度は非常に高し。
先日のWWDC 2017で華々しく発表された、新型iMacとiMac Pro。iMac Proは年末まで発売を待たないといけませんが、すでに出荷が開始された「新型iMac 21.5インチモデル」を早速iFixitが分解レポートしていますよ!
プロセッサやグラフィックスが刷新された、新型iMac。そして今回の分解レポートの注目点は、上の動画0:45からの「交換可能なメモリスロット」でしょうか。Apple(アップル)の公式ホームページには「オンボードメモリ」と記載されているので、取り外しができないかと思いきや、中を開けると交換できるみたいですね。
ただし、このメモリスロットにアクセスするのはかなり大変です。なにせ、ディスプレイを本体から引き剥しロジックボードを本体から取り外して…という手順が必要になるんです。iFixitではディスプレイをiMacの本体から取り外す専用器具を販売していますが、逆に考えるとそれなりの工具を持って挑まないと、メモリは交換できないということです。
また動画1:00からわかるように、CPUも一応ソケットからの取り外しが可能。ただし交換は完全に自己責任ですな。
というわけで、iFixitによる新型iMac 21.5インチモデルの修理容易度は3/10(数字が高いほど簡単)。ちょい厳し目です。もし動画編集などヘビーな作業をお考えなら、あらかじめスペックモリモリなカスタマイズを選んでおいたほうが無難ですね。
・iMacがアップデート。4K機のグラフィクスは3倍速くなります
Image: Apple
Source: iFixit, YouTube
Reference: Apple, iFixit
(塚本直樹)