DigiTimesは9日(現地時間)、韓国サムスンが2017年下半期中に、最大8000万枚もの有機ELディスプレイを、米アップルに対して供給する見通しと報じています。
DigiTimesによると、サムスンは現在、アップルに莫大な数の有機ELディスプレイを供給した上で、年内にさらに8000万枚を生産する余力を有しているとのこと。
また、それら余剰分は、基本的に同社自身や他の顧客に対する供給が予定されている一方で、アップルからの急な追加供給の要請などにも応じられるよう、ある程度の柔軟性が持たされている模様です。
なお、DigiTimesは今回、2017年内における次世代iPhoneシリーズの出荷台数について、以下のような予測を発表しています。
- iPhone 8 : 5000~5500万台
- iPhone 7s + iPhone 7s Plus : 2500~3000万台
そのほか、次世代iPhoneシリーズの量産は、9月中旬頃から開始され、2017年第3四半期中には、わずか300万台ほどしか「iPhone 8」は生産されないとの見通しも明らかにされました。
仮に次世代iPhone シリーズの量産が、実際に9月中旬頃から開始されるとするならば、製品自体もそれに合わせて例年よりも遅い時期に発表されることとなるかもしれません。