MicrosoftのWindows 10のアップグレードプログラムは、昨年7月に全面的に廃止されましたが、同社の技術支援機能のユーザーであれば、まだWindows 10への無料アップグレードを利用できます。ありがたいことに、Microsoftの技術支援機能のユーザーの範囲はとても広いのです。字幕の設定やキーボードのショートカットのような機能を使っている場合でも無料アップグレードの対象となります。ただし、この無料アップグレートは2017年12月31日で終了します。
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アップグレードのやり方は非常にわかりやすいです。Windows 10のアップグレードページに行き、今すぐ更新するというボタンをクリックすれば、アップグレードアシスタントを端末にダウンロードできます。そのプログラムを起動し、画面に出てくる指示に従っていけば、Windows 10のアップグレードは完了。
昔は、WindowsのPCをWindows 10にアップグレードすることに慎重になっていたかもしれませんが、2015年にリリースされて以来、相当のアップデートとバグの修正がされてきました。最新の主要なアップデートであるWindows 10 Fall Creator's Updateでは、『Mixed Reality』と『Mixed Reality Viewer』の両方がOSの機能リストに追加されています。つまり、互換性のあるPCとMixed Realityのヘッドセットを組み合わせて、その世界に没入してインタラクティブなエンターテインメントを楽しむ(もしくは少し仕事をする)環境を利用できるということです。
アップグレードすれば、拡大鏡ツールや、音声認識を利用した読み書きなどの補助機能や、WindowsのデジタルアシスタントであるCortanaなどを利用可能。キーボードのショートカットですらアシスティブ・テクノロジー傘下にあります。つまり、「CTRL-C」や「CTRL-V」を使っている人は誰でも無料アップグレードができるということです。
Microsoftは、アシスティブ・テクノロジーの技術者に、ハードウェアとソフトウェアがWindows 10に互換性があるか確認することをすすめており、アシスティブ・テクノロジーの製品を提供している主な会社の一覧を提供しています。
Image: dugwy39/Shutterstock.com
Source: Microsoft
Patrick Lucas Austin - Lifehacker US[原文]
(訳:的野裕子)