1: 名無し
「中国のシリコンバレー」と呼ばれる新興都市・深セン。その成長ぶりには世界中が驚いている。だが一方で、香港の隣という気軽さから、日本ではうわべだけをなぞった記事も乱発されている。深センはなぜ急成長したのか。どこがすごいのか。評論家の山形浩生氏が2冊の書籍からその背景を解説する――。
略
「深セン流モノ作り」を内側から解剖
そこに出てきたのが、本書『深センに学ぶ』だ。
本書の著者藤岡氏は、10年前から深センで、まさにその生態系にどっぷり浸かったモノ作りを実践してきた珍しい人物だ。当然ながら、その中で中国の業界慣習や日本の期待とのずれなどについても、身をもって学んできている。単純なコピー商品もどきから、次第にオリジナルな製品開発を行い、やがて独立して深センに自社ラインを設置して深センのエコシステムを最大限に活用した、高速開発と生産の仕組みを構築する一方、日本側のニーズに応えるための品質管理システムをあわせて構築している。本書にはそのすべてが描かれている。
深センが速くて安いのは事実ながら、それにはそれなりのトレードオフがある。それを理解したうえで、自分の製品の中でそのトレードオフをどこまで受け入れるか、という覚悟と決断が必須だ。無数の業者がいるエコシステムは、その無数の中から選択を迫られるということだ。安さはしばしば、信頼性や品質の犠牲の上に成り立っている。でも高品質の部分は日本製、あとは深センといったやり方は、ここのエコシステムでは使えない(その理由も説明されている)。
一方で、特にエレクトロニクス分野では製品の改良サイクルが(特に深センでは)極めて速い。変に品質を重視するより、1年で壊れて買い換えることを前提に安く速く市場に出す戦略もあり得る。そうした判断は、部品調達も含めた現場の状況に応じ、ほぼその場で決める必要がある。それができるだろうか?
本書のおもしろさは、それが深センでのモノ作りの苦労と同時に、それを使おうとする日本企業などのダメさかげんに対するかなり厳しい批判になっていることもある。日本の決断の遅さ、中国にいるのに日本人ばかりで固まり何も学ばない単なるコストセンターとしての海外駐在、深センのメリット活用を阻害する柔軟性のなさ、変な優越感と上から目線――それは冒頭に述べた、日本の製造業が直面しているさまざまなトラブルとも通底するものだ。
日本企業が忘れた、アイデアと商品化の「速度」
いまだに深センをはじめ中国産というと、低品質だ、安かろう悪かろうだ、使えない、信用できない、といった揚げ足取りに終始して、日本ものづくり幻想に安住したがる人も多い。でも本書を読むと、もはやそんな状況ではないことがわかる。すでに中国での生産はかなりの品質も担保できる。ただしそれなりの対価が必要になるというだけだ。また失敗に鷹揚(おうよう)でこれからの可能性に着目して、事業トラブルに直面した著者を受け入れてくれる中国企業に対し、昔の失敗をグチグチあげつらうだけの日本企業への論難もある。
日本の経営者は、しばしば松下幸之助などのつまらない(とぼくは思う)経営哲学本などを読んで悦に入る。でもおそらく、松下幸之助で見習うべきなのは、そんな変な経営理念だのではないはずだ。大正時代に勢いだけの思いつきで廉価な二股ソケット製造法を考案し、それを速攻で商品化して売りさばいたアイデアと商品化の速度のほうなのだ。経営理念だのなんだのは、それが成功した後のあとづけの理屈でしかない。
たぶん深センの現状、そして藤岡のこの本が教えてくれるのも、まさにその、すばやく条件にあわせてさまざまなものを作り込んでいく能力が持つパワーであり、そしてそのプロセス自体が持つおもしろさだ。経営理念なんてのは、そのプロセスの中にしか存在しないのだ。
いまや、各種の深セン見学ツアーなども増えてきた。読者のみなさんで、まだこの街を訪れたことがない人は、ぜひプライベートでも業務視察でもかまわないので、一度観てみてほしい。香港から電車でわずか1時間弱だ。できれば、事前によく調べて皮相的なレベルで終わらない訪問にしてほしいけれど、でもまずはQRコード決済や街を走り回るホバーボードや飛び交うドローンに驚くだけでもいい。そして実際に訪れる前と後で、本書をざっと読んでみてほしい。日本製造業の将来に不安を感じている人なら、何かしら得るものがあるはずだ。
以下ソース
http://president.jp/articles/-/24016
2: 名無し
日本は特許や法やしがらみに縛られ過ぎて一線から脱落したと思う
9: 名無し
>>2
佐野研知らんのかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
12: 名無し
>>9
全力で潰したじゃんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
3: 名無し
シンセンはまずイミグレ出た所で待ち構えてる人間たちの目付きが嫌だな
香港側に戻るとホッとする・・・
4: 名無し
日本は終わったよ
5: 名無し
深センって、ドローン以外に何かあるの?
35年前は何もない田舎町で昔の香港ってイメージだったけど…
10: 名無し
>>5
中華性のスマホなんかもしてる、深センで開発してる
まぁ中国のシリコンバレーみたいなもんか
6: 名無し
商品化の速度は韓国。
日本は開発速度。開発して商品化しない。
37: 名無し
>>6
開発速度は中韓が断然早いよw
資金も人材も規模が違いすぎる
7: 名無し
素早さっていい加減で不安定な企業であることとのトレードオフなだけでしょ
いきりすぎ
8: 名無し
日本企業はゴミ
11: 名無し
しってるしってる
キックスターターとかのアイデアをパクって
先に商品化するようなところやろw
48: 名無し
>>11
60~70年代の日本もそう言われていたらしいが
いまの中国と同じで一般にその声は届かず
日本でもできたぞもっと品質いいぞと
アイデアパクリなんて思いもしてない
そんな意識がなかった
イケイケどんどん日本すごいかもって感じだった
そういうやり方も日本は中国より先言ってた
悪口言えば自分に跳ね返る
日本に文句を言う欧米だってその100年前なら同じことしてた
みんな反省してそうなっていく
クレームするのはいいが自分を棚上げするのも恥ずかしい
13: 名無し
仮に上辺だけだったとして、それが何かあかんのか
14: 名無し
Huaweiとか本当に良い製品を作ってると思う。
日本企業も頑張れー
17: 名無し
さぞかし素晴らしい商品が続々と供給されることだろうな
期待したい
19: 名無し
デカいとこは勿論だけど、日本でいう町工場みたいなのが大量に集まって、なんか作ろうと思ったら設計から工作機械から必要な能力や工場が30分圏内で大体見つかるのが深センの強いところって話だな
人件費上がりつつあるけどそれを差し引いても利便性が高いんだってさ
20: 名無し
バックトゥザフューチャーで良い物はみんな日本製なんてシーンがあったが今は良い物はみんな中国製になる時代
21: 名無し
>>1
何がシリコンバレーだよwwwwwwwwwwwwwwwwww
ShenZhenなんて、日本人が暮らせる環境じゃないぞwwwwwwwwwwwwwwww
22: 名無し
最近の支那上げ記事の乱発はすごいね、後発国なんだからバリバリ発展するのは当たり前だろ
25: 名無し
あきばおーとか上海問屋とかにいっても、実際買うものそんなにないだろ。
28: 名無し
支那物とかいらねぇよ(笑)
38: 名無し
この手の記事が出るうちはまだいいさ。出なくなったらレースが終わったってことだ。
40: 名無し
偽物を作る工場ばかり。
42: 名無し
うわべだけで騙る評論家
43: 名無し
たしかに5倍くらい違う感じするわ
44: 名無し
十数年前だったかな、中国東北部のシリコンバレー特集を文春の月刊か週刊の記事でみた
そこのサイドストーリーで押しても引いても発射する水鉄砲を提案された話があったような
半島が斜め上なら宗主国サマは対消滅おこすかも
46: 名無し
最近のプレジデントや東洋経済の記事は信用出来ないからなぁ
47: 名無し
>>46
最近!?
ずっとじゃん
49: 名無し
>>46
プレジデントは社内報で回し読みさせられるのが嫌だ
50: 名無し
手枷足枷がなくてやりたい放題できれば
モチベーションを維持できるしなあ
何か思いついたら、もうどうでもいいや、と思う前に実現しなきゃな
51: 名無し
産業集積地では普通の話
52: 名無し
>>1
俺は日本に失望しても絶望はしない
日本人の底力を信じている
53: 名無し
見えない部分で手を抜くじゃん
バッテリーや製品チェック
59: 名無し
>>53
それなんて日本?
54: 名無し
5年前くらいまでは本当にパクリしかなかったけど最近は独自のアイデア出すようになった
55: 名無し
商品のアイディアだけは成長期の日本メーカーを彷彿とさせるから、単純にわくわくするのはわかる。
けど、人口も市場も大きすぎて、酷い企業や詐欺まがい、犯罪まがいの企業が日本の10倍はあるだろう。
また、一部の優秀な企業だって国際的な商習慣や道徳を理解していたとしても、共産党の指示には逆らえないだろう。
取引先としては関わらないほうがいい。
56: 名無し
なぜ国産の蚊取りラケットがないのか
57: 名無し
記事呼んだが日本人を中国に誘導したくて仕方ないようだ
何故中国のシリコンバレーから日本人が学ぶものがあるなんて思うのか
本当に学びたいなら紛い物ではなく本物のシリコンバレにー視察に行くだろ、アホらしい
58: 名無し
日本の企業は腰が重い
買って10年使うような 白物家電は
今でも日本製品の方がずっと上質だが
今となっては 中国韓国の製品も
悪いものではなくなってる
特にスマホやタブレットは 安いし品質もしっかりしてる
製品も実際手に取ってみると
1年ごとに大幅に進歩してるのがよく伝わる
62: 名無し
>>58
スマホやタブレットは安いだけで品質はな
まあ
ファーウェイ辺りとそれ以下じゃ違うんだろうけどさ
60: 名無し
ここで生み出される最も高度なものがパクリスマホだからな
というか既に成長が鈍化してる1品目がほとんどすべてなんだからもうお察しだろう
で、本当に成長できるのは中国共産党が軍用に使うために投資してくれるドローンだったり
他国に買わせて通信内容を盗み取るルーターのメーカーとかしかない
65: 名無し
深センあたりで作られてるとおぼしき格安のネットカメラなんかも
軍が日本の情報収集に利用してんじゃねえの? 他のIot家電も危ないわ。
クラウド部分は日本メーカに取り換える製品なら安心だが。
66: 名無し
中核の部品製造はどこも中国、半導体系は韓国優勢で本物の日本製なんて民生用は存在しない
肩書きだけの日本製を拠り所にしたいのなら勝手にすればいいが、それはトロイの木馬を喜んでるだけ
かと言って純日本製は高いと言って買わないのもお前ら
中華マザボと韓国半導体や液晶ギッシリの偽国産PCやスマホで愛国心が満たされるならそれでいいじゃない
64: 名無し
バイオショックでいうラプチャーみたいなところなん?
70: 名無し
欧州出羽守が去って、かわりに深セン組が現れた
71: 名無し
QRコード決済をやたら持ち上げるけど、交通系カード系決済の方が早いし便利だろ。
72: 名無し
中国共産党もここの地域に関してはあまり言及してないように日本では思えるんだが
ホンハイなんかも台湾企業が中国人を低賃金でこき使ってるようなものだから
バッシングされてもいいと思うんだけど
やっぱり経済至上主義の治外法権的なものかね
結局経済ってモノ作りだしね
73: 名無し
日本の場合
本当の実力のない大企業の経営者が会社を牛耳っているからな
下請けいじめや派遣を使って利益あげることしか考えていない
もうだめだろ
74: 名無し
こうやって他所の国の繁栄を指をくわえて眺めるだけの国なったんだな
75: 名無し
大規模な製造拠点もなければ
ファブレスでもないなんとも中途半端な状態に何故なっちゃったのか
76: 名無し
日本以外の国は
本当に実力のある奴には
若くてもどんどん給料はずむんだよ
そのかわりダメになったら即クビ
アメリカでも中国でも同じ
82: 名無し
>>76
俺たちにはやはり日本が一番居心地がいいってこと
77: 名無し
人類史上最速の速度で成長した都市だもんな
79: 名無し
インドのバンガロールや
インドネシアの首都移転後のジャカルタが
深セン以上のスピードで伸びてくるから大丈夫よ
日本は日本で、インドネシアやベトナム、フィリピンの成長をサポートしつつ、その果実をいただきながら
東京、大阪から余計な規制産業を取り除いて
急速に深セン化させないといけない
78: 名無し
簡単に言えば漢字の秋葉原電気街時代て感じか
81: 名無し
だから何? うわべだけと決めつける、記事自体が恥ずかしい。
83: 名無し
確かに中国は変わりつつあるように感じる
コピーから自主開発へ
でも人口が多いかrらコピー商品はなくならいと思うけど
84: 名無し
ジャップが作ったクラウド環境なんか怖すぎて使えねえよwww
まだ中国でアリババはストレージ使った方がマシwww
85: 名無し
>>84
米軍様や悪の権化のNSAが使うレベルのクラウドでないとな(笑)
86: 名無し
>>1
たしかに、うわべだけの良い所だけを見て、深センを語っているな!
87: 名無し
まぁジャップ製クラウドなんか頭のおかしいネトウヨしか知らないと思うが。
一般ジャップもawsやgoogledriveぐらいだろ使ってるとしても
88: 名無し
もちあげられたら終わり。
89: 名無し
大体ネトウョは外出た事ないから知らないと思うが今の秋葉原は風俗街だよw
今の日本に電子街なんてあるんすかねぇ?
91: 名無し
いまや上海よりシンセンのほうが活気があるな。
92: 名無し
中国人は自己評価が高めだからなw
一昔まえの台湾と一緒で独自の製品とかみたことない・・・
台湾は品質はよかったが・・・中国はごく一部を除いていまだに問題が多いしな
世界の工場()になってから何年経ってんのっていう
中国人の意識が変わらないとどうしようもないと思うけどな