1: 名無し
私たちは制約があると不満やストレスを感じますが、それがあるからこそ自由の獲得への欲求が高まります。
逆に言えば、自由にさせられると不満もストレスもない分、自由のために行動するという意欲そのものを失うのです。
結婚にも同じことが言えます。
結婚が自由化されると結婚意欲を減退させ、未婚化を推進してしまうのではないか。
今回はそんなお話をします。
■結婚の自由化が未婚化を推進している?
未婚化の原因は決してひとつではなく、さまざまな要因が複層的に影響しあって起きています。
が、巷(ちまた)で言われているような「未婚化は若い男の草食化」などではないということだけは断言できます。
その論拠については、こちらの記事「『草食系男子の増加』という大いなる勘違い(http://toyokeizai.net/articles/-/148345)」でもご紹介しましたが、改めて男性の交際相手がいた比率の推移をご覧ください。
少なくともここ30年間、男の交際率は変わっておらず、時代によって交際率が変化したなんてことは統計上はまったく言えません。
むしろ、自発的に恋愛ができる男の割合なんてものはいつも3割にも満たず、7割強の男には交際相手はいなかったんです。
最近の若者が「恋愛離れ」しているのではなく、バブル時代に青春を過ごした今50代以上の男性も、肉食系のイメージで見られがちですが、例外ではありません。
「それはおかしい。かつてはみんな結婚できていたんだから」というご指摘もあるでしょう。
確かにそのとおりです。
ですが、だからといってかつての男が積極的だったという証明にはなりません。
日本はかつて、皆が結婚する皆婚社会でした。
国勢調査が始まった1920(大正9)年からのデータを振り返ってみても一貫して生涯未婚率は1990年まで5%以下で推移しています。
この驚異的な婚姻率が1875年(明治8年)にはまだ3340万人だった人口を、1967(昭和42)年頃には1億を突破させるほど急成長させた原動力でもあります。
しかし、それはいわば国家的な「結婚保護政策」のおかげだったことを認識したほうがいいと思います。
近代日本の婚姻制度を成立させたのは1898(明治31)年に公布された明治民法です。
誤解されている方も多いですが、ここで定められた結婚のあり方というのは、それまでの日本人庶民の結婚観とは大きく異なります。
時代劇や歴史小説などでは主に武家の話しか出てこないため、すべての日本人が武家様式の結婚生活をしていたと思われがちです。
しかし、武家人口は江戸時代の戸籍資料によると、総人口に対してわずか7~8%のマイノリティです。
現在の私たちの祖先のほとんどが農民や町人であったわけで、日本人=武士という考え方は間違いです。
当時の庶民たちの結婚は、夫婦別姓であり、ほとんどの夫婦が共働き(銘々稼ぎという)でした。
何より、夫婦別財であり、夫といえども妻の財産である着物などを勝手に売ることはできなかったのです。
要するに、明治民法が制定されるまでの日本人庶民の結婚とは、限りなくお互いが精神的にも経済的にも自立したうえでのパートナー的な経済共同体という形に近かったわけです。
別の見方をすれば自由でもあり、夫婦の関係は対等でした。
■明治民法により妻の経済的自立と自由が奪われることに
それが、明治民法により、庶民の結婚も「家制度」「家父長制度」に取り込まれることになり、主に妻の経済的自立と自由が奪われることになります。
夫は外で仕事、妻は家事と育児という夫婦役割分担制もここから「あるべき夫婦の規範」として確立していきます。
それにより、女性にとって結婚とは生きるための就職のような位置づけとなり、基本的に結婚をしないという選択肢はありませんでした。
そこで大いに機能したのが「お見合い」という社会的なマッチングシステムなのです。
実は、これこそが結婚保護政策の最たるものです。
お見合いとは、個人の恋愛感情より、家と家という2つの共同体を結びつけるための機能が優先されるものであって、ある面では個人の自由がないと言えます。
しかし、むしろ個人最適の選択によらず、強制的な全体最適を目指したシステムだからこそ、皆婚が実現できたともいえます。
特に、自分からアプローチできない男にとってこのお見合いシステムというのは神システムだったと言えるでしょう。
一部引用しました。全文はソースで
http://toyokeizai.net/articles/-/202863
46: 名無し
ザッと読んだ感じごもっとも。
そして即席の解決策は皆無という事も分かる。
3: 名無し
結婚しなくても生きていけるからね。
100年前のように雇用の大半が肉体労働になれば女性は1人で生きていけなくなるし
100年前のように家電も何もない不便な生活なら男性も1人で生きていくのは困難になる。
4: 名無し
広告屋がモノを売るために恋愛至上主義を社会に蔓延させたせいや
7: 名無し
国が結婚すると女が得し、男が損するする制度を次々に作り出すもんだから、リスクが高すぎて結婚なんかできないよ
離婚して自分が掛け金払った年金までもっていかれるとかあり得ないだろ
10: 名無し
>>7
女に働いてもらえばいいじゃん
もしくは自営なら年金をもってかれないぞ
11: 名無し
>>10
日本は女が妊娠・出産したら
仕事を辞めさせられる
たとえ育児休暇制度があろうがなんだろうが
「この忙しいのに休みやがって迷惑だ」
という圧力がなくならないから無意味
14: 名無し
>>11
医者とか看護師とか公務員とかの女と結婚すりゃ再就職、育休復帰なんて余裕じゃん
13: 名無し
>離婚して自分が掛け金払った年金までもっていかれるとかあり得ないだろ
ありえないよ
なんのこっちゃ
3号は嫁さんの掛け金が免除になると言う制度だぞ
意味不明
8: 名無し
まあ、今でも結婚して子育てしている人は大勢いるからね。
子供も94万人も産まれてるから。
9: 名無し
男運の悪い女が周りに当たり散らすのは迷惑行為
自己責任という言葉を知らない馬鹿
12: 名無し
通い婚がいい
15: 名無し
見合い結婚を下に見るやつは、見合い=選択してない からだろ
でも、依然多い職場結婚も実は見合い結婚と何も変わらない
たまたま身近に来たのをきっかけに距離が縮んでいったであって
無から自分の意思で別に選択なんかしてないわけで
要はそれが誰でもよかったのと同じで、断ることも前提の見合いより
実は格下
16: 名無し
またソロもんLABOかよ
と思ったけどこの人の他の記事面白いな
17: 名無し
>
国勢調査が始まった1920(大正9)年からのデータを振り返ってみても一貫して
生涯未婚率は1990年まで5%以下で推移しています。この驚異的な婚姻率が
1875年(明治8年)にはまだ3340万人だった人口を、1967(昭和42)年頃には
1億を突破させるほど急成長させた原動力でもあります。
19: 名無し
結婚・人口減少関係のニュース多いな
マジで大問題だと思うが国会ではさっぱり話題に上らない
20: 名無し
見合いより、実ははるかに恥ずかしい職場結婚
恋愛感情ない同士を毎日同じ檻に入れておいたら、いつの間にか
ふっついただけというwww
これは相手は別に誰でもよかったということです
なのに、恋愛ですと言い切るピントのずれた2人wwwwwwwwwwwww
21: 名無し
>
近代日本の婚姻制度を成立させたのは1898(明治31)年に公布された明治民法です。
誤解されている方も多いですが、ここで定められた結婚のあり方というのは、それまで
の日本人庶民の結婚観とは大きく異なります。
時代劇や歴史小説などでは主に武家の話しか出てこないため、すべての日本人が
武家様式の結婚生活をしていたと思われがちです。しかし、武家人口は江戸時代の
戸籍資料によると、総人口に対してわずか7~8%のマイノリティです。
現在の私たちの祖先のほとんどが農民や町人であったわけで、日本人=武士という
考え方は間違いです。当時の庶民たちの結婚は、夫婦別姓であり、ほとんどの夫婦が
共働き(銘々稼ぎという)でした。何より、夫婦別財であり、夫といえども妻の財産で
ある着物などを勝手に売ることはできなかったのです。
22: 名無し
見合いがなくなったせいもあるけど、今更見合いだなんてできないだろ。
両方とも将来性のあるしっかりした仕事に就いてるなんて方が、今は珍しいし。
26: 名無し
>>22
男だけでいいんだよ
古代バビロニアでは集団見合いが主流だったが
金持ちが優先的にいい女を選択できた
23: 名無し
>
お見合いとは、個人の恋愛感情より、家と家という2つの共同体を結びつけるための
機能が優先されるものであって、ある面では個人の自由がないと言えます。
24: 名無し
>
明治民法により、庶民の結婚も「家制度」「家父長制度」に取り込まれることになり、
主に妻の経済的自立と自由が奪われることになります。夫は外で仕事、妻は家事
と育児という夫婦役割分担制もここから「あるべき夫婦の規範」として確立していきます。
それにより、女性にとって結婚とは生きるための就職のような位置づけとなり、
基本的に結婚をしないという選択肢はありませんでした。そこで大いに機能
したのが「お見合い」という社会的なマッチングシステムなのです。
実は、これこそが結婚保護政策の最たるものです。
25: 名無し
恋愛結婚なんてそりゃ付き合った相手と別れた経験がある奴はまた別れるに決まってるやん
30: 名無し
>>25
コレ
やり直し効く事知ってるからな
29: 名無し
五体満足で30歳までに結婚しなかった人には重税を課すとかでいいんじゃないの。
31: 名無し
>>29
ブッサイクな嫁にいびられてストレス溜まっとんのか?w
32: 名無し
路上ナンパから結婚したてほうが余程 “選んで” ます
余程どころか完全に選んでますw
完全無から完全自分の意思100%で選択したのですから
学生時代から付き合ってた相手だの職場の同僚だっただの
これら、はっきりいって選んだ結果ではないしw
33: 名無し
見合いって一応今の婚かつと一緒だろ
街コンは違うけど
34: 名無し
婚活は現代版の見合いだろ
ダサい貧乏BBAばかりで成婚率低いけど
35: 名無し
お見合い結婚に営利目的の業者が参入してきた時点でこうなるのは当然
金が介在するから依頼者の無茶な要求がまかり通る
昔の世話焼きおばちゃんなら説教一つ起こる事案でも営利になるとニーズで終わってしまう
36: 名無し
見合いって
やり手婆がプライバシーに土足で入り込んで
勝手にマッチングしてくんだろ?w
38: 名無し
家事の簡略化
女性の社会進出
労働強化
39: 名無し
見合いが無くなった=未婚化増加
41: 名無し
昔の年寄りは若い人の面倒をちゃんと見たけど、イマドキの年寄りは若い人の面倒見るどころか若い人に面倒見てもらってるからな。
42: 名無し
見合いが許容できるんだったら
相手見つけるのは難しくないはずだよ
やり手婆は「あなたに相応しいお嬢さん」を紹介してくれるだけ
分不相応な高望みしなけりゃいいだけw
44: 名無し
昔の見合いは断りづらい見合いだったんだよ。
紹介した人の顔を立てるという義理人情もあって。
今の見合いは、断り放題でハードル高くなっている。
地方にいたプロの仲人さんたちも、廃業している。
45: 名無し
底辺の離婚率高いでしょう。
ナマポ母子家庭も増えるし
母子家庭で育った人間は社会に迷惑かける人間ばかりだし
底辺が結婚してもロクなことない。
結婚のハードルが上がるのは良いこと。
47: 名無し
間引きは必要だし、劣性遺伝は淘汰されるのが当たり前。
恋愛もできない不適合者が排除されてる現代日本はなるべきにしてなった結果だと思うけど。
49: 名無し
優性遺伝劣性遺伝の正しい使用方法くらい学ぼうね。義務教育で習っているはずだぞ。
そして今は無くなっている。
53: 名無し
>>47
優性遺伝子の間でも淘汰がそのうち始まるぞw
48: 名無し
100年前に24時間コンビニと掃除機と洗濯機と冷蔵庫とコンロとレンジがあったらまた違ってたと思う
50: 名無し
昔の見合い結婚は離婚したくても世間体が悪いから嫁に我慢させたりしてたんだろ
ああでも子供が産めないと離婚される女もいたか
(昔は検査しなかったから旦那が種無しでも嫁のせいにされただろうな)
56: 名無し
>>50
だよね
それと世間体が悪いからしたくなくても無理やり結婚してた
51: 名無し
残念ながらそれは理屈であり、後付論だ。
バブル崩壊後後の離婚の激増、不倫が蔓延る現世。
熟年離婚したいから金だけよこせ。 これが世の流れ。
昔は良かったなんて話したらきりがない。
52: 名無し
明治から昭和前半は、堕胎が犯罪だったからな
セフレなんてまず済まされんし、さっさと結婚するしかないw
54: 名無し
全員結婚できたじゃなくて全員結婚させられたんだろ
子供を産めよ増やせよ特攻隊で死んで来いってw
57: 名無し
もうこの制度破たんしてます。必要ないんだから無くなせばいいだけよ。
58: 名無し
まあでも今の時代、並以下の収入で子育てはあまりいい選択じゃないよな。
59: 名無し
身内に未婚の三十代以上がいたら
その親族に課税する。
これでいいだろ。本人に税をかけるより有効です
60: 名無し
正直いい歳をした独身なんて「でしょうね」っていう感じの人ばかりだ
1世代前に見た「よくこんな人が結婚できたな」なんて人を見かけなくなっただけでも現代の方が健全だと思う
62: 名無し
選択というのは見積もりと同じです
しかし見積もりなら同時期にA~G社と一通り吟味して1社を決められますが
恋愛で順番にAさん~Gさんとつきあいハメ相性までも詰めて
やっぱAさんが1番だからと戻れますでしょうか。
ふつうは戻れません。戻りを許すような相手なら再考すべきちなります
つまり恋愛て、ほんとは選べてなんかいないのです
63: 名無し
2030年だっけ、日本人口が8000万人になるの。
そのころには移民がガッツリ増えて占領されてるだろうな。
65: 名無し
3370万人が100年足らずで3倍か
これが日本の発展をうんだわけだが
これは良し悪しですね