1: 名無し
商品アイテムを増やすことのデメリット
多くの飲食店経営者や小売業者が勘違いしがちなことがあります。それは、「メニューやアイテム数を増やせば、売上げが上がる」ということでしょう。
断言します。それは思い込みです。
実は、30年間以上も小売業界で働いてきた私でさえ、ある時期まで「可能な限り商品のアイテム数を増やそう」としてきました。もちろん厳選した品ではありますが、できる限り品数を置きたいと試行錯誤してきたのです。
その背景にはやはり、「アイテム数が多ければ多いほど、お客様に喜んでもらえるはずだ」という思い込みがありました。
しかしその結果どうなったかというと、売上げがどんどん落ちていったのです。飲食店経営でも、売上を伸ばそうとして、どんどんメニューを増やそうとして、かえって廃れていくということはよくあることです。
その不思議な現象はどうして起きてしまうのでしょうか。
コンビニ業界において、アイテム数を増やすことのデメリットは、大きく二つあります。
一つ目のデメリットは、例えばフードなどのデイリー商品のアイテムを増やしすぎると、それをつくる工場が疲弊するという点です。
私たちはかつて弁当やサンドイッチなどのデイリー商品を200アイテムほど登録していましたが、その製造をこなすために工場での労力や手間がかかりすぎ、一つ一つの商品にこだわる余裕を失っていきました。
オーナーシェフが1人で切り盛りしているような飲食店経営であれば、メニューが増えることでなおさら労力や手間が増え、負荷は計り知れないものになっていきます。
二つ目のデメリットは、「売れ筋商品」も「死筋商品」も混合した品揃えになり、雑然とした売り場(飲食店であればメニュー)になってしまうことです。
消費者に多様な選択肢から選んでもらうというのは、一見良いことのように思えますが、実はお客様に判断を丸投げすることにも繋がります。さらに、商品アイテム数やメニューの選択肢を増やす行為は、「数打てば当たるだろう」という大雑把なマーチャンダイジングに陥ります。
そのことに気づいた私たちは、ようやくお客様のニーズに寄り添い、コンビニの商品を絞り込む方向性に舵を切りました。
アイテム数を減らすと、売上げが伸びる
結果的に、一時期にはデイリー商品以外の商品も含めて5500以上あったアイテム数を、4600アイテム以下に絞り込みました。
その結果は面白いように出ました。アイテム数を二割ほど減らしたにもかかわらず、店舗の売上は上昇し始めたのです。
登録アイテム数を減らすことで、陳列する棚に余裕ができます。その結果、店舗が発注する新商品の導入率が上がりました。新商品が効率的に店舗に投入されることで、みるみると売り上げが上がっていったのです。アイテム数を減らした店ほど、それは顕著でした。
これは実は単純な話で、居酒屋さんを考えてみてもわかるかもしれません。和洋中、韓国、インド……すべてのメニューが揃っている居酒屋があったとすると、何が本当に必要で、何が無駄なものかわからなくなります。
仮に焼酎が50種類置いてあっても、実際に注文される焼酎はそのうちの10種類に満たないこともあります。では残りの焼酎はといえば、青森出身のお客さんにだけうけるものだったり、定番ではないけれど店主が好きな味だったり、あるいはお付き合いで仕入れて処分するのに躊躇するものだったりするわけです。
しかしそんな事情はお客さんには関係ありません。注文されないものは注文されないのです。それはお店の「死筋商品」となります。死蔵商品が増えれば、それだけ管理コストがかかります。逆に、本当に売れている商品以外をカットすることで、初めて自分たちに必要な商品が何なのか、見極めることができます。
コンビニの場合、さらに注意したいのは、「どの商品も置きたいから」とアイテム数ばかりを拡大して、「それぞれ二個ずつ」などという少量発注をしてしまうことです。
各アイテムが少量ずつしか並んでいない店は、消費者の目には廃棄商品が並んでいるようにしか映りません。新商品など店側が本気で売りたいものは、きちんとした数を陳列してこそ、消費者の目に「売り場が変わった」とみてもらえるようになるのです。
仮に、商品を常に一個や二個という数字でお店に置いている場合、要注意です。おそらく明確な理由などなく、単純に「売れるかもしれないから」と置いているにすぎないのです。早々に正したほうがいいでしょう。
5: 名無し
>>1
商品増やしたら売上下がり、減らしたら上がるなんて証明になってないどころか
売上と利益をごちゃまぜにしていて話にならない
11: 名無し
>>1
しまむら「せやな」
2: 名無し
いや、数を増やしたほうが全体的に見れば売り切れが無いので当然売上は上がる。
ここで言ってるのは種類のことだろ?
3: 名無し
ダイエーなんかは末期に「なんでもあるけど欲しいものだけがない」なんて言われてたしな
4: 名無し
死に筋商品だからと言って切ったら
amazonのロングテール戦略に小売店は駆逐されるだけ
22: 名無し
>>4
密林でポチる奴はそもそもコンビニに出向く事がまれだ
コンビニは日常的に来店してくれる客層に合った商品を陳列していれば良い
24: 名無し
>>4
だよな
たまにしか要らないものでも
いつでも売ってくれるアマゾンは
かゆいところに手が届くわ
ホンマ助かる
26: 名無し
>>4
一般の小売店「(ほぼ)実店舗を持たない巨大倉庫と一緒にされても困る、、、」
6: 名無し
昔はコンビニに行けば定番商品は常にあるという安定感があったが今はない
そしてどうせすぐ消える新商品ばかりが目立つ所に置かれている
8: 名無し
イケメン
フツメン
ブサイク
チビ
いろいろ揃えても、チビはいらねー。
ってこと。
チビ男の遺伝子で妊娠したい女は居ない。
9: 名無し
最速で業績改善するには無能社長を更迭することな
自民党は貸しを作るために老害のブラック経営を黙認してるけどよ
日本人すらマネジメントできない老害が移民を活かせると思うか?
10: 名無し
ひろゆきが言ってたな
毎年新種類のビールが発売されるけど
あんなにあっても全体の消費する量は一緒であんま意味ないって
種類多く揃えるのは勝手だけど現場は明らかに疲弊してるよな
これもある種、生産性悪化させてると思うわ
無駄が多いんだよ
13: 名無し
>>10
衰退国家の老害らしい後ろ向きな意見に草
28: 名無し
>>10
ビールの新作を出さなかった場合のデータがないので論拠としてはナンセンスかと。
12: 名無し
言っているのは当たり前のこと
でも気が付かない経営者やオーナーが多いんだろうな
恵方巻きのバリエ展開とか
14: 名無し
服は露骨
Mは腐るほどあるのに、Lは全然ない
15: 名無し
そこでAmazonです
配送業者が疲弊してるけど
19: 名無し
>>15
やめろおおお!
16: 名無し
24の靴なんか、デザインがダサいか、試着しまくってクタビレたのしかない
23.5まではいっぱいあるんだよ
17: 名無し
ガリガリ君「せやな」
18: 名無し
コンビニとか定食屋さんって、ほとんど固定客か同じような客層になるだろうし。
売れ筋商品の絞り込みって効果的かもね。
20: 名無し
売値に差を付ければいいんだよ
21: 名無し
>新商品が効率的に店舗に投入される
減らした後で、結局、またアイテム増やしてんじゃん
こいつ喋ってて自分が矛盾していることに気が付いてないだろ
23: 名無し
種類が多くても利益を伸ばせるのは、多くの固定客をつかんでいる場合と
その業態の第1位くらいなもんだ
25: 名無し
千趣会(ベルメゾン)の事ですか?
ジェットコースター経営だとか商品数が多過ぎて赤字が膨らんだ的なニュースを最近見たけれど?
でもインテリアや住関連、衣類を扱う通販なら私の中で不動の人気なのでずっと生き残って欲しい
だってタオルがお手頃価格でそこそこ分厚くてオシャレだから
他の大手通販だと安いけど生地が薄かったり色落ちが酷かったりしてがっかりした記憶がある
商品数を絞るのは良いけれど、売れ筋として残すか、切るかの判断が肝心でしょうね
27: 名無し
アマゾンや楽天やヤフーショッピングやウオールマートが死に筋をいっぱい抱えててロングテールでも成功しているのでその主張はどうだろう。
中小企業限定ならまだわかるけど
アマゾンも弱小古本屋だった時代があるわけだしね~
アマゾン経営者との才能の違いでは?で片付けられそうな気もする
33: 名無し
>>27
死に筋抱えてないだろ
それらの企業は死に筋は出品者にやらせて、マグレヒットがあったら自分でパクって在庫して出品者と値下げ競争して出品者を殺しにくるビジネスモデル
29: 名無し
その前、店の数を増やすのをやめろよ
30: 名無し
ワールドサテライトに紹介されていた北海道のラッキー。
素晴らしい店舗だった。
なんでも日本一質の高いスーパーマーケットを目指しているらしく、商品から接客まで良かった。
北海道では中堅でも、店舗はしっかり教育されてるなあ
31: 名無し
>仮に焼酎が50種類置いてあっても、実際に注文される焼酎はそのうちの10種類に満たないこともあります。
中途半端がいけないんじゃね?焼酎専門で日本中の焼酎を置いているのならそれはそれで良いと思う。
専門でもないのにたくさん置くから悪いんだろ。
32: 名無し
伊勢丹も商品は沢山あるけど、欲しい物だけないから
最近いかなくなったわ
34: 名無し
ざーっと読んだ感想
売上と利益が混ざっててお話にならない
勉強し直せ
35: 名無し
こういうのバカな経済屋が定期的にドヤ顔で言うけどさ
同じモノしか棚に並んでない旧共産圏みたいな店を選んで行くかよ
たとえ手に取るモノが同じだったとしても
新しいモノを発見するワクワク感がなきゃ
その店に行く理由なんてないのよ
その辺がマル経に染まってる奴は間違えるんよ
37: 名無し
あと、過去の売れ筋でモノを言う奴はバカ
客は次は何かないかと思って店に来る
そこで過去データで棚を固めて、新しい提案がなきゃ
もう客は来る理由失うっての
品数抑えるならユニクロや無印みたいに、コイツはどうだ!みたいな
店としての主体性と提案がないと客は来なくなるよ
38: 名無し
感動感動
40: 名無し
コンビニにバナナが置いてあるけど買う人がいるのだろうか