株式会社アイ・オー・データ機器は、49型の4K(3,840×2,160ドット)液晶ディスプレイ「LCD-M4K491XDB」を2月下旬に発売すると発表した。価格はオープンプライスで、税別店頭予想価格は99,800円前後の見込み。
同社では40型4Kディスプレイの「LCD-M4K401XVB」を出しているが、今回はそれよりもさらに大きいサイズを用意。可視領域では48.5型で、本体サイズは1,109×217×679mm(幅×奥行き×高さ)。液晶は半光沢のADSパネルを採用し、視野角は上下左右178度となっている。
PIP(Picture-In-Picture)およびPOP(Picture-On-Picture)をサポートし、1台のディスプレイで最大2画面を表示可能。DisplayPort、HDMI×3、ミニD-Sub15ピンと豊富に端子を備え、1基のHDMIは2.0(HDCP2.2)対応になっており、4K/60Hz表示ができる。オーバードライブで応答速度約4msを実現でき、動きの激しい映像やゲームでくっきりとした映像を楽しめる。
低解像度の映像を綺麗に見せる超解像技術を搭載しており、好みに合わせて5段階に調整可能。画面のチラツキを抑えるフリッカーレス設計と、目への負担が大きいとされるブルーライト軽減機能も搭載。対応機器であれば10bit(10億7,374万色)カラーも利用できる。
リモコンを備えており、CEC対応機器であればリモコンからPlayStation 4/3といったゲーム機やレコーダーの一部画面操作などが可能。
液晶パネルとバックライトは5年間の長期保証(30,000時間以内)が付帯する。
LCD-M4K491XDB | |
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ディスプレイ | 48.5型半光沢ADSパネル |
解像度 | 3,840×2,160ドット |
表示色数 | 約10億7,374万色 |
画素ピッチ | 0.27963mm |
応答速度 | 最大約4ms(中間色) |
輝度 | 350cd/平方m |
コントラスト比 | 1,200:1 |
視野角 | 上下左右178度 |
映像入力端子 | DisplayPort、HDMI×3、ミニD-Sub15ピン |
インターフェイス | USB (メンテナンス用)、6W+6Wスピーカー、ステレオミニジャック |
角度調整 | - |
VESAマウント | 400×200mm |
本体サイズ(幅×奥行き×高さ) | 1,109×217×679mm |
重量 | 12.2kg |
税別店頭予想価格 | 99,800円 |
以下、実機を見る機会を得たので実物の写真を掲載している。
アイ・オー・データ機器は、2017年春頃発売とする同社初の曲面液晶ディスプレイ「LCD-GC271XCVB」も合わせて発表した。価格は未定。
執筆時点では詳細な仕様は不明だが、27型フルHD(1,920×1,080ドット)を採用。リフレッシュレートは最大144Hzと高速で、FreeSyncもサポート。超解像技術や暗部の視認性を高める「Night Clear Vision」を搭載している。
インターフェイスはDisplayPort、HDMI×2などで、スタンドはチルト/スイベル/高さ調整に対応している。