Linuxで空きメモリを確認するための方法をまとめました.

空きメモリを確認する簡単な方法はfreeコマンドを実行することです.

1.freeコマンドの実行結果

単位はすべてKBになっています.MB表記にしたい場合は -m オプションをつけて実行してください.

 

一行目から見ていきます.

まず、totalはシステムにインストールされたRAMの総容量になります.ここでは、約2GBになります.

次のusedはLinuxによって使用されている量を示しています.

freeはメモリの空きを示しています.Linuxでは空きメモリをbuffer/cacheに利用して高速化を図っています.そのため、ここの値はあまり多くないことが多いです.

 

2行目を見ると、bufferとcacheのメモリが記載されています.1行目のfreeの所で説明したとおり、Linuxはbuffer/cacheにメモリを使っているため、実質的な空きメモリはこの行のfreeを見る必要があります.

この例では約700MBが開いていることが分かります.

この行のusedはbuffer/cacheの値を差し引いたものなっています.

この行が -/+ buffers/cache となっているのは、Memの値からbuffer/cacheしたメモリ量をusedでは引きた、freeでは足した値を表示しているからです.

 

3行目はswapです.swapとは、メモリのうちディスクに退避させ たものを指します.

メモリは高速ですが、ディスクに比べて容量が少ないです.そのため、使用頻度の少ないものをディスクに退避させることでメモリの空き領域を確保しています.

 

 

 

 

 

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