さくらインターネットのスタンダードにRubyの最新版とRuby on Railsをダウンロードする手順を紹介します.

0. 事前準備

Gitをまずインストールします.

既にインストールしている方は読み飛ばしてください.

1. rbenvのインストール

まず、rubyのインストールに利用するrbenvをインストールします.

rbenvを使うことでローカルディレクトリ毎に Ruby のバージョンを指定できます.

直接rubyをインストールしてもいいのですが、さくらインターネットにはデフォルトでrubyが入っているため、複数のバージョンを管理できるソフトを入れています.

 

まず Gitからclone.

 

 

次にbashの設定を追加.

以下はbashに切り替えて作業してください.

最後のrbenvでバージョンが表示されれば成功です.

注意点

デフォルトのcshのままだと、source 実行時に以下のようなエラーメッセージが出ます.

これは、一行目が示している通り、exportコマンドがうまく実行できていないことが原因です.

tschではexportではなくsetenvを用いる必要があります.

が、わざわざ手順を変えなくても、シェルを切り替えるだけで済ませられます.

 

 2.Rubyのインストール

次は、いよいよrubyのインストールです.

まず、以下の環境変数を設定します.

* ここから見ている方は、bashで作業するよう気をつけてください

* 通常のLinux環境であれば設定不要です.共用サーバのような /tmpが利用できない環境ではこの設定をしてください.

rubyの最新バージョン(2015/1/17時点では2.2.0)をインストールしま...したが、エラーが出て失敗.

gmakeで失敗してしまっています.

仕方ないので少し古い2.1.5をインストールしてみました.これは成功.(インストール可能なrubyのバージョンは、rbenv install –list で確認できます.)

インストールが完了したことは rbenv versions で確認できます.

この段階ではrubyのバージョンは変わっていません.( *アスタリスクがついているrubyが有効になっています.)

実際に確認してみます.

 

次にrubyのバージョンを変えてみます.

rbenvはディレクトリ毎に実行するrubyのバージョンを変更できます.

特定のディレクトリではなく、全体のバージョンを変える時はrbenv globalです.

 

3. Rails のインストール

最後はrailsのインストールです.

2015/1/16段階でgemを実行するとエラーが発生します.

これは証明書のバージョンによるものなので、証明書のバージョンをあげる必要があります.

自分のWindows端末なら、勝手に証明書を入れればいいんですが(手順はこんな感じ)、共用サーバで勝手にアップデートするのはまずいかもしれません.

そこで、今回はsslを使わずにインストールするようにします.

途中、安全ではないと言われますが、y > Enter で続行します.

 

 

最新版は諦めて、4.1.0をインストールします.

これでインストール完了です.

 

4 thoughts on “Ruby + Railsをレンタルサーバーにインストール

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